大恭建興

現場の様子(永田の家2) その三

2021.01.13 / 家づくり

“永田の家2”

最後に現場ブログ更新したのが10月でした。。。

今現在、大工工事はほぼ完了し、これからヌリカベDIYに取り掛かろうというところです。

はい、もうすぐ完成です。タイムリーじゃなくてすみません。

 

それと、まだ告知していませんが、2月は3件連続で完成見学会を開催予定でおりまして、

この “永田の家2” もそのうちの1件です。

2月という極寒の暖房シーズンに「G2外皮×全館暖房」の快適さを体感できる貴重な機会となります。

ぜひご参加くださいませ。詳細は追って御案内いたします。

 

外張断熱材(ネオマフォーム)施工 ~ タイベックシート施工 ~ 外壁下地木材施工 ~

壁内は高性能グラスウール16k 105mm厚。

平沢棟梁が隙間なく丁寧にグラスウールマットを入れてくれました。

そういえば昨年末、「グラスウール充填断熱施工技術マイスター認定制度」という

硝子繊維協会主催の講習会&試験を受けてきました。

社員大工と専属大工の皆で参加。

座学から始まり、最後にはペーパー試験と実技試験もある、本格的な内容だったそうな。

普段からグラスウールを上手に施工できる専属職人達ですが、

“当たり前だと思っている事の再確認”

という機会も大切です。

断熱施工に対する知識や技量の均一化を図り、よりよい建物になるように日々努力です。

(10人ほどで受講し、みんな合格しましたよ)

(ダイキョーの大工達はみんな断熱マイスター!)

最後には工事現場へ移動し、実技試験を行いました。

試験官がその様子をじっと見ています・・・・

話は “永田の家2” に戻ります。

防湿シートの施工 ~ 各部テープ処理 ~ 石膏ボード張 ~

天井の断熱材施工。セルローズファイバーの350mm厚。

事後の沈下を考慮して400mm厚くらいで施工。

気密断熱工事が完了したタイミングで気密測定を行います。

測定結果は、C=0.05cm2/㎡  でした。

四捨五入ルールに沿うと、C=0.1cm2/㎡ ですね。

いつも通りの超高気密。

C=0.1とか0.2とか、そういったハイレベルな気密性能が当たり前になってくると、

「それより気密性能が悪い事は許されない」

という妙なプレッシャーが現場に漂います・・・

 

リビングは吹抜と大開口を組み合わせたダイナミックな構成。

耐震面で不利な大きな吹抜ですが、耐震等級3(積雪1.5m時)の認定を取得しております。

昨日撮った外観写真↓

鉛直積雪荷重は2.0mで構造計算しているので、

今回のような大雪でも安心していられます。

ファサードは杉赤身材で木質感たっぷり、

深い軒で真夏の日射を遮り、

また、高さを抑えたワイド&ローなフォルムがカッコイイ。自分で言っちゃう。

近日中にヌリカベ教室を開催し、ヌリカベDIYスタートです。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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