先日、今年最後の地鎮祭を執り行いました。
御施主様御一家と私と高橋で工事安全を祈願。
いよいよ工事が始まります。
2020年も残すところ13日ですか・・・
ついこの前クリスマスパーティやったばっかりなのに・・・
“石内の家”
住宅密集地での建て替え案件であります。
間口6mに対して奥行が26mと、俗にいうウナギの寝床的な敷地。
しかも隣地には2~3階建ての家屋が建ち並びます。なかなかハードな日照条件。
そんな中、少しでも屋内に自然光が入るよう、隣家の隙間を縫うように窓を計画しました。
また建物本体はコストパフォーマンス抜群の細長いハコダケ仕様。
と言う感じですんなり行くかと思ったのですが、
実はちょっとトラブル発生中。
既存家屋の解体工事の最後の最後、
地中に巨大なコンクリートの塊が複数埋まっている事が判明!
大きいものだと幅2.5m×奥行1.7m×深さ1.0m~
という普通のパワーショベルでは歯が立たないサイズ。
ブレーカー(ハツリマシン)破壊も検討しましたが、
住宅密集地ゆえ、隣家への影響も出そうなので現実的でない・・・
実質、撤去不可能。
大きなコンクリートのサイコロをイメージして頂ければよろしいかと。
古い建物の下には色んなモノが埋まっていることがありますが、
こんなに大きなのは初めてです。
重機で掘っても底が見えない。深さ方向に1m以上は余裕でありそう。
御施主様から「ブログのネタにして!」とお言葉を頂いたので、公開してみました。
トラブルも楽しむくらいの器の大きい施主様です。
地盤屋さんと構造屋さんの協力を仰ぎ、対応策を急いで検討。
安全安心な地盤にすべく、埋設物に対応した地盤改良工法と基礎構造で臨みます。