大恭建興

自邸の様子(杉板外壁の変化)

2020.10.29 / 家づくり

自邸に住み始めてちょうど3年が経ちました。

我が家の外壁は “杉板赤身ウッドロングエコ仕上” というダイキョー定番仕様なのですが、

これを採用する場合は “木の経年変化” というモノを受け入れねばなりません。

「そういわれても想像がつかないから心配だよ」というお声があるのも事実。

自邸の外壁の変化を御紹介しましょう。

 

まずは竣工時の写真↓

2017年9月、まさに出来立てホヤホヤの時ですね。

杉板にウッドロングエコを塗布した直後は自然な濃茶に発色します。

着色ではなくウッドロングエコが木の成分と反応して発色する感じ。

木目や節もそのまま見えたままで、木そのものの風合いがそのまま残る独特な風合い。

それから一年後の写真↓

2018年9月ですね。

雨が当たりやすい部分から少しずつ灰色化していきます。

雨が当たりにくい軒の直下は濃茶色がまだ残っています。

まだ全体的な印象としては「茶色」なビジュアル。

それから二年後の2020年9月↓

(今現在の様子ですね)

(2019年の写真が無かった!!ごめんなさい!!)

少しずつ灰色化が進んでいます。

実はこの面(正面)が一番灰色化が遅くて、

他の面はもっと灰色っぽく変化が進んでいます。

北東側はほぼ灰色化が完了↓

軒裏付近はまだ濃茶で、

それ以外の8割程はシルバーグレイ色へと変貌をとげました。

均一に灰色化が進んでいるので、見た感じも良いです。

季節風の影響で一番風雨が当たりやすい北西側↓

この面が最も経年変化が早く、二年目でほぼ真っ白になりました。

今のところ(築3年)特に傷みも無くて良好な状態です。

木そのものが徐々に経年変化していく様は、

我が家が徐々に使い込まれて周囲と馴染んでいくような、オモシロイ感覚。

こういう変化さえ受け入れる事が出来れば、

杉板外壁は優れた外壁材かと思います。

〇高耐久

〇国産材の有効利用

〇ありふれた材なので将来的な修繕もしやすい

我が家のように全部杉板外壁でなくても、

アクセントやポイント使いにもおススメです。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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