今回は地盤改良工事が必要という判定。
最近は湿式柱状改良ではなく「環境パイル工法」というものをおススメしています。
防腐処理された木製パイルを地中に圧入する工法で、
残土も出ないし費用も比較的リーズナブル。工事用水も不要。
この手の工法は、「遠い将来、改良杭を撤去しやすい」のがウリです。
杭の位置を出して・・・
重機で圧入していきます。
柱状改良の様にプラント車を置く必要も無く、省スペース。
工事が終わるとこんな風景に。
杭の頭が見えてます。
やり方をだして、基礎工事に入ります。
まず砕石を敷きならす。
この杭の上に基礎コンクリートが乗っかります。
鉄筋検査↓
社内検査と第三者検査機関の鉄筋検査を受けて。
合格後、コンクリートを打設します。
ベース部のコンクリート打設後、立ち上がりの型枠を組み立て、アンカーボルトを設置。
そしてアンカーボルトの位置や高さが図面通りになっているかチェック。
検査合格後、立ち上がり部の生コンクリートを打設します。
現場の様子(下々条の家) その三
2015.08.22 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士