耐力面材の施工。
9mm厚の構造用合板を張り、継ぎ目は気密テープ処理。
防火規定の緩いエリアであれば
モイスやダイライトのような不燃系面材でなくてもOKなんですね。
耐力面材に施工された釘の種類や間隔が規定通りか確認。
何百?何千?の釘を打つわけですから、
打ち損じや打ち忘れがあったりすることもあります。大工だって人間です。
付加断熱材はネオマフォーム45mm厚。
これに加えて柱内に高性能グラスウール120mm厚が入り、
U値0.2W/㎡kを下回る高性能な壁体となります。
透湿防水シート施工 ~ 各部防水テープ処理 ~外壁下地木材取付 ~
窓まわりの防水と気密処理。
木材の継目や耐力面材と躯体の間に気密テープを張って、隙間をなくしていきます。
今回は床断熱工法という事で、床面に断熱材が入ります。
こういった発泡ボード系の断熱材、
近年は工場でプレカットされて現場納入されるので、
加工精度も良くてほとんど隙間は空きません。
ただそれでも隙間が無いわけじゃないので、
その僅かな隙間を気密テープで処理します。
一般的には床合板が気密層という考え方なので、
ここまでする必要はないという考え方が普通かと思いますが、
気密処理をやり過ぎて悪いこともないでしょう。
壁内のグラスウール施工 ~ 防湿フィルム施工 ~
何やら見慣れぬものが写真に写っております↓
ダイキョー初!工事現場用のエアコン!
汗だくになって働く職人達が熱中症にならないように、高橋監督が試験的に導入しました。
現場の職人の健康面もしっかり考える、スーパー現場監督タカハシ。さすがです。
(もう涼しくなってきた9月末に書くブログネタではない)
(中静棟梁の話によると、真夏日は大変ありがたかったとの事)
(きっと仕事の効率もUPする)
室外機はこんな感じで外部足場の上に設置。
施主様の満足はもちろんですが、
そこで働く作り手(現場の職人達)の作業環境も快適に。
色々改善点はありそうですが、工事現場の標準仕様にしていきたいですね。