大恭建興

現場の様子(喜多町の家) その六

2014.09.19 / 家づくり

構造躯体の金物検査。
昨今の木造住宅は多種多様な接合金物を使います。
地震時に弱点となりやすい柱や梁の接合部をメインに金物補強していく。
喜多町の家はタツミのテックワン工法を採用しているので
純粋な在来工法とは若干違いがありますが、基本は同じ。



スジカイと柱を止めつける金物↓
俗にスジカイプレートと呼ぶ。
これを付けることによって引張方向の耐力を向上させることができます。



ホールダウン金物↓
地震時、出隅の柱には大きな引抜力がかかります。
要するに柱が上の方にすっぽ抜けようとする。
それを押さえつけるために、
基礎コンクリートと柱を直接アンカーボルトでガッチリ固定。



第三者検査機関の金物検査も問題なくクリア。

続いて防水検査。
外壁下地に張る透湿防水シートの防水処理を確認します。
まずサッシまわり↓
防水テープの施工状況の確認。



排気ダクトまわり↓
防水テープだけでアール部を処理するには難があるので、
専用の防水部材を使ってます。



給湯器の配管も外壁を貫通するのでここもしっかり防水処理↓



防水検査も問題なくクリア。
着々と工事進行していきます。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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