大恭建興

自邸の様子(高木の扱いは難しい)

2019.05.29 / 家づくり

田んぼに囲まれた我が家。

目の前の水田に水が張られ、田植えが始まり、これぞ春という雰囲気です。

ポカポカ陽気の気持ちのいい季節が始まりますね~。

自宅の敷地内には大きな槐(えんじゅ)の木が生えており、

暖かくなってくると一気に葉が生い茂り、青々としてきます。

マメ科の落葉樹で10m~25mの高さにもなる高木だそうです。

私が小学生の頃から見ている木なので、いくらか愛着があり、見た感じはとても良い。

やっぱり緑があると良いよね~。

この地で暮らし始めた頃(30年程昔)は高さ5mくらいだった気がしますが、

ロクな剪定もせずにどんどん育ち、今や自宅の屋根程の高さがあります。10m超。

枝ぶりも水平方向かなり広がって、舗装されたスペースの大半を覆っております。

「せっかく家建てるなら庭木一本くらい植えましょうよ!」とお施主様にはアドバイスしがちですが、

正直、我が家の人間は「この木いらない」と思い始めています。。。

それは何故か?

 

困っている事①:春から夏にかけて花が芽吹き、大量のヤニが垂れてくる。

        下に駐車しようものなら悲惨な汚れ方をする。ベッタベタ!!

困っている事②:時期にもよるが、野鳥の訪問が沢山ある。

        下に駐車しようものなら悲惨な汚れ方をする。糞!!

        巣作りシーズンは木の枝やゴミが散乱する。

困っている事③:落葉樹なので初冬に大量の落ち葉が。

        近隣のお宅に迷惑がかかったり、車庫や舗装スペースが落ち葉まみれになる。

高さも枝ぶりもそれほど大きくなかった頃はそれほどデメリットを感じなかったけれど、

庭がほぼ覆われるような高木に成長してしまい、困っているわけです。

大きくなる落葉樹は色々と手がかかるという事ですね。

窓から緑が見えるのは良いんだけど。。。

この春、ダイキョー事務所の一角に庭木コーナーを設けました。

庭木向きなヤマボウシやアオダモ、ドウダンツツジ、などが植えてあります。

株立ちで2~3m程度の高さで、剪定も楽で、それほどに巨大化しない。

やはり庭木にはこれくらいが丁度よいですね。

皆様、参考にしてみてください。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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