そう言えば私、今月39歳になりました。
この歳になってくると自分が何歳だったのかよく分からなくなる事があります。
38歳?え?39歳になるんだっけ?といった具合です。
そんなアラフォーおじさんへ、妻が誕生日プレゼントをくれました。
毎年、何かしら贈ってくれる優しい妻です。
今年はグリグリ棒でした。
足裏をグリグリしながら最後の30代を楽しみたいと思います。
“桜咲く公園脇の小さい家”
外壁材が現場へ搬入されました。
ダイキョーでも定番の杉赤身材。
ダイキョーだとウッドロングエコ仕上が定番ですが、
何も塗らないのがネイティブディメンションズ仕様。
すっぴんの木肌をそのまま使います。
こういう杉板の外壁、在郷の古い木造住宅でよく見かけますよね。
古来から木造住宅の外壁材としてポピュラーなモノで実績豊富、
経年変化(灰色化)を許容できれば非常にコスパの良い外壁材なのであります。
度重なる鋼材値上げによりガルバリウム鋼板の価格的な優位性が薄くなってきていて、
ウッドショックや為替の問題で輸入木材(外壁材)も高騰。
ここ数年は特に杉板外壁の存在感が大きくなっている感があります。
国産材なので地産地消にも繋がり、日本の林業を応援する事にもなり、
色々と都合が良い。SDGsっぽさも出せる。
ここ最近は価値を見直されている外装材だと思います。
内部の床はヒノキ無垢材。節が無いハイグレード品です。
厳密に言うと、基材は節有のヒノキ材で、その表面に無節のヒノキ挽板を張ってある、
純粋な無垢材ではない、そんな商品。
無節材よりリーズナブルにハイグレードな質感を得られる、あんばいのいい材料です。
一般的には防汚防水のためにオイル塗装を施すところですが、
何も塗らないのがネイティブディメンションズ仕様。
表面は絹肌のような質感。最高の触り心地です。
内部は造作家具がたくさんあり、相当に造り込んだ設計です。
細かく書き込まれた図面を眺めながら、丁寧に作って行きます。
造作家具はベテラン勢(丸山大工と田中大工)が担当。
お二人とも70歳代でいらっしゃる大ベテランです。
木を知り尽くした手練れですから、造作家具はお手の物。
お二人ともまだまだ元気でいらっしゃるが、70歳代と言うと引退もそう遠くない年齢。。。
という事で、WEBサイトに求人情報を掲載させて頂きました。
次世代を担う大工職人さんを募集しております。
スタッフ募集|新潟県長岡市の注文住宅・新築・リフォーム・リノベーション 有限会社大恭建興 (daikyo-kenko.co.jp)
そこのあなた!!ダイキョーで働いてみませんか!!
最近は現場にスポットクーラーを設置しているので夏でも現場は涼しいですよ!!
内部の壁と天井はAEP塗装仕上げ。
AEPってのはアクリルエマルジョンペイントの略称、いわゆる水性ペンキです。
私、AEP塗装はあまり使わないので馴染みがありません。正直疎いです。
鈴木さん御指定の塗料はベンジャミンムーアのとある品番。
べんじゃみんむーあ??なんだそりゃ。ググってみました。
“1883年にニューヨークはブルックリンで創業された老舗塗料メーカー”
“白だけで164色”
よくわかりませんが、なんだか凄そうな感じです。
というかこういうオシャレな塗料をサクッと指定する鈴木さん、カッコイイ。
そして想像していたよりベージュが強めな色味でした。
これがベンジャミンムーア・・・!!
真っ白よりも木部との馴染みが良い気がします。汚れも目立ちにくい。
こういうAEP塗装は壁紙と違って継目が無いし、補修も容易なのがメリットですね。
外部足場も解体されました。
基礎コンクリートは異様に高いけど、木造部の階高が低いから、
全体でみると背が低い建物です。
車も住宅もワイド&ローなプロポーションがベスト。
周辺の家屋ともよく馴染んでおります。
完成まであと一息です。