“新組町の家”
大工工事が完了し、各種仕上げ工事です。
先日現場に行ったら、
内装職人のY澤さんがアクロバティックな格好でクロスを貼っていました。
こんな格好でも笑顔でおしゃべりしながら、淡々と仕事をこなしてくれます。
体のバランス感覚や柔軟性、トーク技術、ハイレベルな職人さんです。
ダイキョー標準仕様の珪藻土クロスは、
一般的なビニールクロスと比べると施工性が悪い(貼りにくい)。
施工経験のない(少ない)職人さんだと仕上がりがイマイチな事もあったりしますが、
Y澤さんに任せておけば間違いありません。
仕上げ工程が完了し、内装クリーニングが入り、とりあえず形になりました。
竣工検査でアラ探しをしてから、各部調整修正して完成です。
簡単に仕様を解説してみましょう。
床はメープルの挽板フローリング、
薪ストーブが取り付く壁面はソリド張とし、炉壁とアクセント壁を兼ねます。
(薪ストーブの設置は諸事情により後日・・・)
天井は杉の格子天井。
普段は柿渋着色しているんですけど、今回は無塗装として杉本来の質感で。
格子天井は間接照明と組み合わせるととってもムーディで良い感じです。
リビングのサッシは納まりに一工夫を加えてあります。
屋内から見えるのはガラスと木軸だけで、サッシフレームが見えないようになっていて、
スッキリとした印象です。
アイランドキッチンは定番のウッドワンの木製ではなくて、エイダイ製のシンプルモダンな商品。
グレー色の塊感のあるキッチンがハマりますね。
ソリドと色味を統一できるし、木視率のバランスもちょうどいい感じ。
屋根貫通部の煙突は施工済み。
設置予定の薪ストーブはオーブン付の調理もできるタイプ。
いいなぁ。
自分もいつかは薪ストーブ生活を送ってみたい。
薪割ったり、お湯を沸かしてコーヒー淹れたり、ピザ焼いたり・・・
まぁ今は忙しくて無理だから、老後の楽しみにとっておきます。
洗面化粧台とは別に、スロップシンクも設置。
子供が部活やってたりすると、ハードな汚れ物が増えがち。
汗や泥が染み込んだ衣類は付け置き洗いしたくなりますよね。
無くても何とかなるけど、あったら便利な少し贅沢な+αであります。
久しぶりにリンナイの4口ガスコンロを見ました。
コレ 「普通のガスコンロは3口だから、4口あって便利!!」 というよりも、
魚焼グリルが無い事が重宝される商品。
魚焼グリルを使わない家庭って意外と多いんだけど、
日本で流通しているガスコンロってほぼ全て魚焼グリルが搭載されているんです。
この商品であればコンロ下が引出として使えるので、
魚焼グリル不要の方々にはとってもおススメ。
海外製大型食洗器はもはやダイキョー標準装備。
幅600mmで3段バスケットの大容量。
現在はボッシュ製を基本としております。
横張の板金外壁で伸びやかな印象の外観。
玄関ポーチやテラス廻りの外壁は杉板にグレー着色を施してアクセントに。
シンプルで無駄を排した外観デザインとし、コストパーフォーマンスを高めております。
・許容応力度計算による耐震等級3(積雪2.0m時)
・Ua値 0.23W/㎡・k(Q-pex4.3) ※HEA20G3グレード 断熱等級7
・C値 0.25 cm2/㎡(中間時実測、竣工測定はこれから)
・壁掛エアコン1台による全館暖冷房
・ZEH(oriented)認定
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御夫婦とお子さん3人が住まう、延床面積29坪のコンパクトな平屋です。
6月1日(土曜日)2日(日曜日)の二日間、完成見学会を開催させて頂く運びとなりました。
施主様の御理解と御協力に感謝です。
ぜひ見に来てください。