大恭建興

現場の様子(桜咲く公園脇の小さい家) その二

2024.05.20 / 家づくり

“今町の家3” 

昨日一昨日のオープンハウス、無事に終えました。

初めての人、設計中の人、工事中の人、色んな方々に見学して頂き、

評判も上々。各々何かしらの参考になったかと思います。

設計担当者として気持ちのいい二日間でした。

まもなくお引渡となります・・・

竣工写真の撮影はアトリエラボンの村井先生にお願いしております。

私の愛車も一緒に撮って頂きました。いつもありがとうございます。

しかしカッコイイ車だな。

“桜咲く公園脇の小さい家”

今回ダイキョーは施工のみを担当し、

設計監理はネイティブディメンションズの鈴木さん。

工事監理を鈴木さんに行って頂けるのである意味、大船に乗った心境です。

着工から上棟までの様子をダイジェストで御紹介しましょう。

まずは環境パイル工法による地盤改良工事からスタート。

やり方設置。

地盤面から基礎天端までちょうど1m。

一般的な基礎の2倍程の高さですから、相応にやり方も高くなりますね。

普通じゃないビジュアルです。

一体打設ベタ高基礎を作って行きます。

プロジェクト名は “桜咲く公園脇の小さい家” であります。

お隣の公園に面してウッドデッキが計画されており、家に居ながらにしてお花見が楽しめると。

木々を眺めるとちょうど桜が咲き始めていました。

来年の春が楽しみです。

背の高いベタ基礎なので地中梁が無くてもスラブ区画が成立します。

ゆえに根切底が平坦で施工性が良い。

(地中梁があると根切底が凸凹する)

「作りやすい」「作りにくい」があるとすれば、これは「作りやすい」設計ですね。

施工者側への配慮を感じます。

捨てコン打設 ~ 外型枠組立 ~ 鉄筋組立 ~ 配筋検査

普通の基礎ならば跨いで内部へ入れますが、これは高基礎。

私の脚が短いのか、脚立が無ければ入れないくらいの高さ。

積雪3mで耐震等級3。

さらっと書いてますけど、これは正直他で見たことがないスペックです。

コンパクトかつ合理的な構造計画がなせる業ですね。

基礎スラブの配筋も見たことがないレベルで密であります。

D16@50mm × D16@100mm 

普通の木造住宅の現場ではまず見る事のないゴッツイ配筋です。

型枠組立 ~ アンカーボルトセット ~ アンカーチェック

今回、基礎工事をお願いした基礎屋さん、仕事に対する情熱が凄い。

番頭が若になってからなおさら?それはもうこちらが暑苦しいくらい。

細かい事は割愛しますが、細部へのこだわりが半端ないんです。

ただでさえベタ基礎の一体打設は難易度が高い。

そのうえ高さ1mの高基礎ですから、さらに難易度が高い。

それを涼しい顔で、でも一生懸命に、サラッとこなしてくれる。

本当に腕の良いの基礎屋さんです。私の知る範囲では断トツです。

手間暇と情熱が注がれた基礎の仕上がりなんて、良いに決まってます。

密実な基礎コンクリートの完成です。

コンクリート表面がガラス質になっていてとっても綺麗。

ありがとうございます!

ここから大工工事開始です。

担当大工はダイキョーのエース、折田大工。

建て方の間は鈴木さんも現場常駐。

双方初めましてと、程よい緊張感なか建て方作業開始です。

下地合板(水平構面)の釘ピッチをマーカーで全数指示する鈴木さん。

「間違いが起こるとすればここ」と言わんばかりに設計者自ら動く。

現場はありがたいばかり。

現場監督より現場監督してます。

私も見習わなければなりません。

小屋組は登梁で2階天井は屋根なりの勾配天井となります。

室内側は構造をそのままあらわしとなるので、上棟した時点で2階天井が完成する感じ。

とっても合理的ですね。

屋根の外側のレイヤー数は多い。

登梁のうえに、、、

構造用合板24mm厚 + 防湿フィルム + ネオマフォーム60mm×2 + 

タイベックシート + 通気垂木 + 野地合板12mm厚 + シージングボード12mm厚 +

ゴムアスルーフィング + 屋根葺材 

という断面構成。

無事に屋根がかかりました。祝上棟です。

積雪3mという割には横架材がそれほど太くないというのが個人的な印象。

柱の直下率が高く、屋根荷重がスムーズに基礎まで流れるように計画されているからでしょう。

折田大工が丁寧に進めて参ります。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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