現在工事中の “yobukodoriおはぎ専門店” さま。
地域情報サイト “ながおか通信” に掲載されていました。
私も良く見ているサイトでして、特に飲食店の新店情報は鮮度が良くて参考になります。
いつもお世話になっております。
今回は7月上旬頃にすでに掲載されている模様。
さすがオカ子さん、情報が早い。
基礎工事からコンテナ設置までの様子をダイジェストで御紹介しましょう。
独立基礎を6ヶ所作り、そこに40フィートコンテナを載せます。
掘削 ~ 砕石敷 ~ 下地コンクリート打設 ~
型枠組立 ~ 鉄筋組立 ~ 配筋検査 ~ コンクリート打設 ~
型枠解体して基礎完成。
コンテナ建築なんて初めてなので、緊張の連続です。
工事自体は簡単と言えば簡単、コンテナを基礎の上に置けば躯体工事は完了ですから、
木造在来工法と比べたら超シンプル。
しかしそれが、難しいと言えば難しい。
特に基礎のアンカーボルトの位置は精度は重要で、
これをしくじるとコンテナとアンカーボルトの位置が合わず、
基礎とコンテナ緊結できないという最悪の事態になります。
「ボルトが穴に入らないとTHEEND」という話。
実務者はわかると思いますが、
M20アンカー6ヶ所の穴をドンピシャで合わせるのは相当な気苦労ですよね。
反町監督は夜も眠れぬと申しておりました。
コンテナ設置前に、コンクリート製の浮階段を先に拵えます。
ステップが跳ね出した浮遊感のある階段。
そして、いよいよコンテナ設置の日。
大型トレーラーで運ばれてくる40フィートコンテナ。
それをクレーンで吊り上げて、ゆっくりと基礎コンクリートの上へ持っていき、
アンカーボルトと穴の位置を見ながら、ゆっくりと降ろす。。。
入るか?・・・入るか?・・・
入った!!
こっちも入った!!
あっちも入った!!
6ヶ所全部、無理なく入りそう!!
やったぜ!!みんな笑顔!!
コンテナの位置を微調整して、ボルトを締めて、バッチリ決まりました。
設計者の中野さんからも「基礎の精度がとても良いですね」とお褒めの言葉を頂きました。
現場監督と基礎屋さんの努力の賜物。
ああよかったよかった。
反町監督、お疲れ様でした。最大の難所を超えました。
まだ工事は道半ばだけど、終わった感アリ。
耐雪荷重2.5mと、豪雪地帯向けの骨太仕様。
だからなのか、クレーンで両端を吊っても全然たわまないし剛性高そうな様子。
コンテナ側の工作精度も高く、穴の位置はズレても最大2.0mmとの事。
ハイスペックな鉄の箱であります。
想像以上にこのコンテナ建築というのは、独特な存在感を放ちますね。
とにかく人目を引く、特徴的な外観です。