そろそろこの現場ブログ、自分以外のスタッフにも書いて欲しいなぁと思っております。
でもね、そんな話をすると誰も目を合わせてくれないんです・・・
どうしたものか・・・
・・・
“川崎の家3”
現場ブログの更新が滞っているうちに竣工お引渡しとなりました。
設計は関東のアトリエ事務所で活躍されているS氏。
(今回は施工のみダイキョーが請け負うパターン)
設計者でもあり施主様でもあるわけですが、
木部の塗装工事や内装工事の一部もS氏と御家族によるDIY施工。
更に関東の事務所で働きながらの工事監理となるわけで、
長距離移動含め相当に大変だったと思います。
高橋監督と小倉棟梁も頑張ってくれました。おつかれさま。
出来上がった家の方は、普段のダイキョーと違う様相となっております。
やはり設計者(工務店)の主義主張というのは、形になって現れますね。
良いか悪いかではなくて、何を大切にしているか。
性能?デザイン?使い勝手?耐久性?
そういう様々の項目をどう組み合わせるか。それらの洗練具合はどうか。
そのバランス感が形になるのが建築です。
ここ数年、自社設計では無い建物を施工させて頂く事が度々あり、
非常に有意義な学びの場をなっております。
勾配天井による縦方向への広がり感が気持ちいい。
また、
若い設計者は何かと細く薄くデザインしたがる傾向があるかと思うんですけど、
S氏は違いますね。
全体的に骨太で安心感がある設えだけど、決して野暮ったくない。
丁寧に一つずつデザインされていて調和がとれている感じ。
プロカメラマンによる竣工写真は後日、弊社webサイトの施工例に掲載予定です。
見ごたえのある絵になっているかと思います。