“堀之内の家”
工事が順調に進行中です。
上棟後、まずは耐力面材の施工から。
構造計算(許容応力度計算)通りの耐震性を確保するためには、
様々な耐震要素が適切に施工されているのが前提です。
特に耐力面材は耐震性に直結する要の部分。
釘の種類やピッチ、ヘリ空き寸法、メリコミ状況が適切か否か、目視で確認していきます。
NG部分は釘の増し打ちなどで是正してから次工程へ。
耐力面材の施工状況チェック完了後、継手の気密テープ処理、外壁付加断熱材の施工と続きます。
外壁の付加断熱材は信頼と実績のネオマフォーム。
水に濡れても大丈夫だし、長期的な性能劣化も最小限。
業界内でも外壁付加断熱の定番商品となっているようです。
タイベックシート施工 ~ 外壁下地木材施工 ~
基礎断熱材施工。
基礎コンクリート内側にPSF3種 75mm~100mm厚。
スカート範囲は1400mm程。
床下暖房時、基礎からの熱損失を抑えるためスカート範囲も広めにとっております。
耐力壁や構造金物の施工が完了したら、構造金物検査です。
適切な施工か否か、図面と現場を照らし合わせてチェックしていきます。
壁内には高性能16kグラスウール105mm厚を施工。
壁の防湿シート施工、天井の気密シート施工。
天井の気密断熱ラインと柱やスジカイの取り合い部は、
気密処理がわずらわしく、上手い下手の差が出やすいところ。
そんなメンドクサイ部位でも、
ダイキョーの手練れの職人達は、とってもキレイに気密テープを貼ってくれます。
天井断熱材の施工。
セルローズファイバー350mm厚。設計値より厚めに。
このあたりで中間の気密測定を行います。
結果はなんと、C値 = 0 cm2/㎡ でした!
厳密には、
5 cm2(総相当隙間面積) ÷ 132.21 ㎡(実質延床面積) = 0.0378 cm2/㎡
となります。
小数点第二位は四捨五入ルールだから、ゼロ!!シーチゼロ!!
中間時の測定結果だから、最終的なモノでは無いけれど・・・
凄いぜ中静棟梁。