地盤調査結果は要改良、ということで
まずは地盤改良工事からスタート。
県内に多い、田んぼを埋め立てて造成された分譲地。
もともと沼地なわけで、
100%に近い確率で要地盤改良という判定になります。
諸条件を勘案して、環境パイル工法で対応。
防腐防蟻処理された木製の杭を地面に打ち込みます。
5mの長さの木杭を専用の重機で圧入。
杭がスルスルと地中に飲み込まれていく。
その後、遣り方。
建物の位置や高さの基準となる、
木の柵みたいな仮設物。
高い精度が要求されるところです。
基礎工事開始。
土を掘る。木杭が見える。
田植えシーズンなので隣の田んぼの水面が高くて驚く。
根切底と同じくらい!?
砕石転圧~断熱材敷設~防湿フィルム敷設~鉄筋組立~鉄筋検査
型枠組立~アンカーボルトチェック~生コン打設。
スラブと立上りを同時に打設する“一体打ち”であります。
ベタ基礎の、強度&防蟻性&水密性、がさらにUP。
養生期間を経て型枠解体。
ジャンカやピンホールも殆どなく、仕上がりもバッチリ。
基礎工事まで完了。建て方作業に続く。
現場の様子(井土巻の家2) その二
2018.05.29 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士