早いもので、2023年も2月に突入。
自宅の電気代、1月分の請求を見て驚きを隠せません。
2022年の1月が1.73万円、
2023年の1月が2.66万円、
使用電力量はほぼ同じ600kw程。
昨年比、約1.5倍の金額です!!ぐぬぬ・・・
・・・
“永田の家3”
弊社事務所の御近所での新築案件であります。
過去に弊社で新築されたOB様の御紹介による御縁です。
環境パイル工法による地盤改良工事からスタート。
現場担当の反町は工事写真が上手なので、良い感じに定点撮影してくれております。
地盤改良工事完了後、やり方設置。
定番の一体打設ベタ基礎です。
掘削 ~ 砕石敷均し ~ 防湿シート施工 ~ 捨てコンクリート施工 ~
外型枠組立 ~ 鉄筋組立 ~ 鉄筋検査 ~
内型枠組立 ~ アンカーボルト設置 ~ アンカーチェック ~
コンクリート打設。
スラブと立上りの生コンを同時に施工する “一体打設” です
冬の基礎工事は降雪との闘い。
打設前にお湯で鉄筋に積もった雪を溶かしたり、まわりを除雪したり、色々と大変なんです。
現場の方々、ご苦労様です。
また、寒い時期のコンクリート工事は凍害のリスクが付き物。
凍害というのは、打設直後のコンクリートが低温にさらされて、
強度が不足したり、肌荒れが起きたりすることを言います。
一般的な対策としては、“温度補正” といって通常よりも高強度なコンクリートを用いて、
強度不足をカバーします。
世間の大多数の工事現場ではその程度の対策でおしまいです。
それだけじゃダメとは言わないけど、もっと配慮できる部分はある。
弊社の場合は更に仮設テントを設営して、打設直後から一晩、加温養生を行っております。
より良い基礎コンクリートを造るための努力です。
ブルーシートで覆われた仮設テントが怪しく光ります。
この日も夕方から外気温は氷点下となり、コンクリートの凍害が起こりえる気温となりました。
テント内に灯油ストーブを複数台設置して一晩、暖め続けます。
室温は10℃程度をキープ。良質なコンクリートになる事でしょう。
夜間に火気を扱うので無人というわけにもいかず、
反町監督が現場に泊まり込みです、お疲れ様です。
養生期間を経て型枠解体。
基礎コンクリートが完成しました。
ここからは大工工事。建て方作業開始です。
一日目は奇跡的に晴天。誰かの日頃の行いの成果でしょうか。
新潟の冬ですから、さすがに二日目は白いものが降りました。
まぁ、屋根までかかってしまえばとりあえず一安心。
無事に上棟です。
速やかにまわりを囲って、降雪に備えます。
現場担当は中静棟梁。腕を振るって頂きましょう。