大恭建興

現場の様子(高野町の家) その二

2022.11.08 / 家づくり

環境パイル工法による地盤改良工事 ~ やり方設置 ~

定番の地中梁仕様ベタ基礎。

内部の立上りが少なく、床下暖房がムラなく効率的に行えます。

またスラブと立上りの生コンを同時に打設する “一体打設” なので防蟻性も高くて安心です。

掘削 ~ 砕石敷均し ~ 防湿シート敷設 ~ 捨てコン打設 ~ 外型枠組立 ~

鉄筋組立 ~ 鉄筋検査 ~

工事中、横に目をやると、良い眺めが広がる↓

リビングや寝室の窓からこの眺望を取り込む設計です。ワクワクしますね。

ここ最近、関東方面にお住いの方々からのUターン家づくりの御相談が増えております。

リモートワークが一般的になってきて、

お勤め先を変えることなく地方に家を持てるという構図があるようです。

Uターンの皆さん、

「東京は人が多くて疲れる」「もっと自然に人間らしく暮らしたい」

と仰います。

田舎に住んでいると、こんな田園風景は当たり前と感じてしまいがちなんですけど、

都会暮らしでは絶対にありえないロケーションですから、

やはりこれには相応の価値があるんだと思います。

(実際、自宅の窓から眺める田園風景は、5年経っても見飽きません)

(大切なモノは意外と身近にある)

・・・

内部型枠組立 ~ アンカーボルトセット ~ アンカーチェック ~ 

生コンクリート打設(一体打設) ~ 養生 ~

型枠解体 ~ 埋戻 ~

足場組立 ~ 建て方作業 ~ 

作業はスムーズに進み、無事に上棟。

窓下地と耐力面材の施工まで進みました。

さすが渋谷棟梁、段取りが良くて仕事が早い。

今回は久しぶりに上棟式を執り行いました。

祭壇を設けて、渋谷棟梁が祝詞を読みます。

声も張りがあって、それは堂々としたモノでした。カッコいいぜ渋谷棟梁。

最近は上棟式を行うケースが少ないので、

若い世代の大工はこれを経験する機会が少なくて、慣れていない人が多い。

何でも効率化で無駄は排除しようというご時世ですから、

こういった式が減っていくのは仕方ない事と思いますが、

儀式の継承という意味でも、続けていけると良いですね。

御近隣の方々にも集まって頂き、

お菓子やお持ちを振る舞いました。

これを建舞(たてまい)と呼んだりします。

私(37歳)が子供の頃はあちこちで家が上棟するたびに行われていました。

しかし最近はほとんど見かけません。時代の流れと共に減ってきた感。

御近所の方々への挨拶も兼ねられる、とても有意義な儀式だと思います。

「これからよろしくね」的な。

皆さんの楽し気な顔が印象的でした。

大工工事が本格スタートです。

渋谷棟梁、よろしくお願いします。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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