壁に断熱材(高性能グラスウール)を入れ終えたら、
防湿シートを張ります。
室内の湿気が壁内(断熱材)に入り込まないようにするためのもの。
これの施工が雑だと壁内結露の原因になる。
一昔前のグラスウールの施工はこの防湿シートの施工が乱雑だったり、
そもそも張ってなかったりするわけです。
正しいグラスウールの施工方法が知れ渡ってなかったんですね。
平沢大工がバッチリ丁寧に張ってくれました。
気密測定も全棟で行っています。
工事中に一回と、完成してから一回。
中間の気密測定結果は、、、
C値=0.24cm2/㎡
といつもながらの素晴らしい高気密っぷり。
ここ数年、C=0.1~0.3cm2/㎡がコンスタントに出ています。
職人たちの丁寧な仕事が数値となって現れる。それがC値!!
ちなみに未測定だった自邸ですが、
先日ようやく測定を行いました。
延床面積60坪程の四角四面な建物で、
窓もスベリダシ窓ばかりなので、気密的には有利な条件。
結果は、
C値=0.4cm2/㎡
でした。
悪くないですが、もっと行けるかと思ってた・・・
まぁ良しとしましょう。
現場の様子(西裏館の家) その五
2017.09.12 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士