あっという間にお盆休みが終わりました・・・
皆様はどのように過ごされたでしょうか。
例年の我が家は、お墓参りくらいしかイベントが無いんですけど、
今年は珍しく、近場の温泉に行こうという事で、
瀬波温泉へプチ旅行に行って参りました。
RC造の古めかしい宿(褒めてない)に泊まり、昭和の香りを満喫。
日本海を眺められる素敵な客室でした。
曇天で夕日が見れなかったのが残念だったけど。
目の前の砂浜で海水浴も出来たし、笹川流れで遊覧船乗れたし、
子供達もそれなりに楽しめたと思います。
家族との時間も大切にしたいと思う今日この頃。
“千谷川の家”
真夏の青空のもと、地鎮祭を執り行いました。
高台チックな広い敷地で、とても開放的な環境。
特に敷地北側が開けていて、その他方位は家々が立ち並んでいる周辺環境。
必然的に北側に開いた建築プランと相成りました。
LDKやテラスもすべて北側に配置していて、大きな窓も北側に集中。
パッシブデザイン(太陽に素直な設計)のセオリーとは真逆な事をしていますが、
それでいいんです。
だって北側の眺めが良いんだもん。
先の瀬波温泉の客室と同じです。
夏の日射熱を考えると西側に大窓は御法度だけど、海が眺められるなら窓が欲しいですよね。
一つの事にとらわれ過ぎてはいけない。
住宅設計はバランスです。臨機応変にいきましょう。
また、屋根に太陽光パネルを搭載し、ZEH(Nearly ZEH) として計画しました。
小千谷市は垂直積雪量300cmという豪雪地帯なので、太陽光パネル+耐雪屋根は難しいと判断、
パネル設置部は自然落雪屋根とした無難な設計としました。
〇許容応力度計算による耐震等級3(積雪1.0m時)
〇外壁付加断熱&トリプルサッシの高断熱外皮 Ua=0.27W/㎡・k(HEAT20G2~G3の間くらい)
〇壁付エアコン1台による全館冷暖房