造成後間もない分譲地なので、
地盤調査結果は想定通りの“要地盤改良”ということに。
以前は田んぼだった所ですからね。想定内。ヨカッタヨカッタ。
地盤改良は環境パイル工法です。
防腐防蟻処理された木製パイルを地中に圧入していきます。
住宅の地盤改良工法としてはまだ少数派ですが、多大なメリットがあるので、
標準採用しております。
地盤掘削~砕石敷均し~転圧~防湿シート敷設~捨コンクリート打設
断熱材敷設~鉄筋組立~型枠組立~鉄筋検査
地中梁仕様のベタ基礎なので梁の鉄筋量が多く、検査すべきポイントも沢山。
鉄筋屋さんも人間ですから、間違えることだってあります。
問題がある部分は修正し、鉄筋検査合格。
続いて生コンクリートの施工。
スラブと立ち上がりの生コンクリートを一度に打設します。
俗にいう“一発打ち”です。
打継がなくなるので構造的にもより強くなり、
隙間がなくなるのでシロアリも更に入りづらくなる。
生コンが固まったら型枠を解体。
キレイに仕上がりましたね。
次は大工が土台を敷いていきます。。。
現場の様子(稲保の家) その二
2016.05.19 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士