スタッフブログ

日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
大恭建興のスタッフが、家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。

2021.02.19
現場の様子(石内の家) その二

“石内の家”

地中埋設物対応と大雪の影響で着工が少し遅れてしまいましたが、

工事は順調に進行中であります。

まずは地盤改良工事(湿式柱状改良)からスタート。

地中埋設物の位置や規模を調べてて図面に落とし込み、

改良杭の配置と基礎構造を全面的に見直し。

埋設物の地耐力は無いものと見なし、地中梁構造のベタ基礎で対応する事としました。

地盤保証も付けられるという事で一安心です。

言葉にすると簡単だけど、実務的にはそれなりに苦労があります・・・

いい経験をさせて頂きました。

事前に調査した埋設物をかわしながら、改良杭を施工していきます。

ほぼ計画通りに地盤改良工事が完了。よかったよかった。ホッとした。

その後、遣り方を作り、基礎工事を進めていきます。

掘削 ~ 砕石転圧 ~ 防湿シート施工 ~ 外周型枠組立 ~ 鉄筋組立 ~

改良杭の間隔が広い部分の立上りは梁配筋だったり、

見たこと無いようなサイズの地中梁があったり、

木造2階建ての基礎構造では中々見られない様相です。

(埋設物が沈下しても成り立つ計算ですから、そうもなろうかと)

鉄筋検査とアンカーボルトチェックを経て、生コンクリートの打設です。

いつも通りの “一体打設” 

スラブと立上りの生コンを同時に打設します。

冬季という事で温度補正、Fc=33N という高強度のコンクリートを使います。

簡単に言うと

「寒いとコンクリートが固まりにくいから、通常よりも強いコンクリートを使うよ!」

という感じ。 

打設後の凍害対策も大切。

1月(厳寒期)の生コン工事という事で、打設後の一晩はテントを組んで加温養生します。

打設直後の生コンは水をたっぷり含んでいるので、寒いと凍ってしまい、

“凍害” という状態になります。

コンクリートの肌がボロボロになったり、強度不足になったり。

この時期の外気温は氷点下が当たり前なので、何かしらの対策を講じるべきです。

生コン打設後すみやかにブルーシートで覆って、現場をビニルハウス化。

中で複数の練炭を焚いて、一晩中暖めてあげます。

現場で火を扱うので、安全管理のため、現場に泊まり込みです。

高橋監督、ご苦労様です。(車中泊&晩酌を楽しんでいるという噂もある)

練炭ですからね・・・一酸化炭素中毒にならにように注意が必要です。

予報通り夜から早朝まで外気温は氷点下。

練炭の働きによりテント内の温度は8℃くらい。

良質な基礎コンクリートになる事でしょう。

小幡 大樹
小幡 大樹
代表取締役社長・一級建築士

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