大恭建興

現場の様子(滝谷の家) その五

2020.07.21 / 家づくり

来週末に完成見学会を控えた“滝谷の家”

建物本体の工事はほぼ完了し、外構工事の真っ最中です。

リビング南面にはかさ上げした庭を計画しました。

花壇の様なビジュアルですがそうではなくて、これはドッグランです。

これからウッドデッキで橋をかけて、

リビングと外部空間がゆるやかに繋がります。

ウッドフェンスもこれから設置予定。

22帖ほどのゆったりサイズLDK。

勾配天井の相まってとっても開放的な空間となっております。

家族が集まる場所だから、広く明るく快適に。

我が家と同じ仕様の木製格子の勾配天井。

吸音効果もあるので広い空間でも音の反響がほとんどない。

凹凸感(立体感)もあって、見た目も良いですね。

床はドナオークの無垢フロア。

もはや標準仕様に近い、海外製大容量食洗器。

ここ最近はミーレ製だけでなくボッシュ製もおススメしております。

導入費用は少し高いけど、それ以外はメリットしかない。

一般的な核家族世帯だったら、国産食洗器よりも断然こっちがいい。

2階ホールに設けた壁掛エアコン。

12畳用のベーシックな普及品ですが、これ一台で全館(65畳)冷房を行う計画です。

外皮計算からエアコンの能力を算出すると、

このくらいでちょうどよいという事になるんですね。

完成見学会当日は真夏。最高に暑い日になるはず。

冷房の効き具合をご体感頂けるかと思います。

冷房用エアコンは小屋裏もしくは2階ホールに設置する事が多く、

昨今の高断熱住宅の定番手法です。

間取りによりますが、核家族向けの一般的な間取りなら1台で事足ります。

もちろん適切な窓設計(日射遮蔽)と空気の循環経路、高断熱外皮が前提条件ですが。

冬の暖房は1階の洗面所に設けた床下エアコンで行います。

1階の床下から家中を暖めます。

冷房で使用するケースもあるようですが、

ダイキョーでは基本的に暖房専用で考えています。

(結露やカビのリスクがある?ない?)

このシステムを本格的に採用するようになってから6年ほど経過していますが、

OB様の家々は特に問題もなく順調に運営されております。

目に見えない部分の改良などを重ね、随分とブラッシュアップされてきました。

それと・・・スペシャルな仕様として・・・

お酒が大好きな御施主様の為にビールーサーバーを設置させて頂く予定です。

程度の良い中古品を目利きの私が仕入れてきました。

現在、各部の洗浄作業と調整を行っております。

以前私もやっていましたが、自宅で生ビールは悪魔的な旨さであります。

中間(気密工事完了時)の気密測定結果は

C=0.1cm2/㎡ と、いつもどおりの超絶良い数値。

ダイキョーにはC=0.1~0.2を安定してたたき出せる現場力があります。

竣工時の気密測定は本日実施予定。

温熱スペックは下記の通り。

 

天井(屋根):セルローズファイバー吹込 t=350mm

外壁:高性能グラスウール16k t=120mm (壁内) + t=105mm (付加)

基礎:PSF3種 t=100mm

サッシ:YKKAP APW430 431  (樹脂フレーム×トリプルガラス)

換気:マーベックス 澄家DC (第一種全熱交換型)

Ua値:0.25W/㎡・k (Q-pex3.71)

C値:0.12cm2/㎡ (工事中間時実測)

 

HEAT20 G2グレードを楽々クリアする本格的な高気密高断熱住宅です。

見学会当日は冷房の効き具合がご体感頂けるかと思います。

まだ予約枠に空きありますので、ぜひお気軽にお問合せください。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

大恭建興に相談してみませんか?
突然の訪問や無理な営業活動は一切いたしません。
新築、リフォーム、住まいに関する疑問・質問などお気軽にお問い合わせください。
カタログのご請求や見学会の来場予約もお待ちしております。
ページ上部に戻る