大恭建興

現場の様子(刈羽の家) その三

2015.04.01 / 家づくり

地盤調査の結果、かなりの軟弱地盤ということが判明。
想定内ですが一般的な地盤改良工法では対応不可能ということで、
地盤&構造の専門家と色々と検討を重ねました。
EPS(発泡スチロールみたいなモノ)を用いた浮基礎工法なども候補に挙がりましたが、
最終的には地震時の安定性などを勘案し、環境パイル工法を選定。
防腐処理された木製パイルを11m程の深さまで打ち込みます。



木製パイルを重機にセットし、圧入↓
施工する本数は100本超え。相当に大がかりな作業です。



地盤補強を終えたら、やり方(木の柵みたいなもの)を作る。
これを基準にして基礎の位置を確認し、工事を進めます。



重機で地面を掘削し、砕石を敷き並べて転圧、そして捨てコンクリートを打設↓
木製パイルの頭が見えてますね。この上に基礎が載ります。



そしてベース型枠を組んで、鉄筋を組んで、検査です。
弊社、お金を払って外部の住宅検査会社を入れています。
基礎の鉄筋工事は重要な工程。
自社検査とは別に第三者の検査を入れることでダブルチェックとし、
ミスを防ぎます。



鉄筋検査に合格したら、生コンクリートを打設していきます。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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