大恭建興

現場の様子(安田の家) その四

2020.03.27 / 家づくり

壁内の断熱材を入れたら、室内側の防湿シート張と気密テープ処理。

担当の丸山大工はダイキョー専属大工で最もベテラン。

60歳を超えても衰えを見せない超人で、

仕事のスピードも速く、クオリティも高い。

気密シートもピン!と張ってくれます。

天井の断熱材。

セルローズファイバーをブローイング。設計値350mm厚。

隅々まで隙間なく断熱材を充填しやすいのが吹込(ブローイング)の特徴。

施工後、少しづつ沈下するので少し厚めに吹いてもらいます。

400mm厚くらい?

無垢フローリングは定番のオーク材じゃなくて、カラマツ材。

広葉樹よりは柔らかく、針葉樹としては固め、ほどよい塩梅で私好みの材料です。

経年変化でどんどん茶褐色になって深みが増していきます。

外壁付加断熱が終わったら速やかにタイベックシートを張る。

その後、外壁下地木材を施工し、防水検査を行う。

今回、外壁には魚沼産の杉板を選びました。

例の “住学” で御縁があって “石田伸一建築事務所” さんから御紹介頂いた、

“ウッドロング魚沼杉” なる材料です。

しっかり乾燥させた赤身の杉材を、ウッドロングエコのプールにドブ漬けしたモノ。

高品質な材料を地産地消して、しかも良心的な価格。

これは良いものですね。

経年変化が楽しめるこういった外装材はおススメです。

ウッドロングエコは塗料ではないので色落ちがなく、自然な経年変化が魅力。

もうすぐ築後3年が経つ自邸も徐々にシルバーグレー色に変化してきました。

時折、自邸の外観を眺めるのが密かな楽しみです。

 

大工工事が完了し、各種仕上げ工事に入ってきます。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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