大恭建興

現場の様子(西大崎の家) その五

2014.12.09 / 家づくり

続いて構造検査。
スジカイや接合金物などが適切に施工されているかどうか確認します。



構造検査が終わったら外部防水検査。
防水シートや窓廻りの防水処理の施工状況をチェック。



基礎断熱工法なので、基礎コンクリートに断熱材を貼り付け↓
基礎外周部の立上がりと土間にポリスチレンフォームを施工。
シロアリ対策も万全です。



壁と屋根にはアクアフォームを吹付↓
現場発泡のウレタン断熱材です。
設計上は屋根200ミリ厚、壁90ミリ厚。



一定の厚みで完璧に吹付けるのは不可能なので・・・厚い所、薄い所ありますが・・・
厚み計測ピンを刺して断熱材の厚さを確認。
ほとんどの箇所で設計値以上あるので、実際の断熱性能には余力がありそうです!!



気密測定↓
送風機で屋内を負圧にして、気密性能を実測。
施主さんの希望があったりした場合は行っています。
数年前まで頻繁に測定してましたが、
いつも同じような良い数値が出るので毎度の測定は止めました。
C=0.5㎠/㎡以下がほとんどで、C=1.0㎠/㎡より悪かったことは1度もありません。



アクアフォームの場合、隙間は断熱材が発泡して埋めてくれるので、
職人の技量によらず、一定の気密性能を出しやすい。
さぁ!どれだけの気密性能をたたき出せるか!!
実測結果はコレ↓



C=0.2㎠/㎡

想像以上に良い数値。
測定員の方によると、
アクアフォームで気密化している物件では今まででNo1だそうです。
次の機会があったら繊維系断熱材+防湿シートのパターンでやりたいですね。
職人の腕の見せ所ですから。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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