大恭建興

現場の様子(千代栄町の家2) その五

2014.12.05 / 家づくり

長岡はとうとう雪が積もりましたね・・・
まだタイヤ交換してない小幡です。

現場の方ではその後、防水検査に合格し
内部の造作工事が本格的に進行してます。

床、壁、天井に断熱材を充填。
壁と天井には防湿ポリシートを張ります。
このポリシートが超大切!!
室内の水蒸気が壁の中に入るのを防ぎ、壁内結露を防ぎます。
赤いのが断熱材↓
高性能グラスウール16kの120mm厚です。天井は2重に。
Q-pexによるとQ値は1.40W/㎡・k、Ua値は0.52W/㎡・kという計算結果。
平成25年省エネ基準も余裕を持ってクリア。なかなか優秀な数値でしょ。
冷暖房エネルギーを大幅に削減できる低燃費住宅です。



ユニットバスの下部は発泡系断熱材を基礎コンクリートに張り込み↓
しっかりと気密が確保されるように隙間はコーキングや発泡ウレタンで塞ぎます。



建物の気密性のカギを握るのは、大工と電気屋と配管屋の3業種。
大工が密閉された箱(家)を造り、
電気屋と配管屋がその箱に穴をあけて電線や配管を通す。
そもそもの箱の気密性も重要だし、あけた穴の気密処理も大切。
こういう地味な作業が高気密住宅には必要不可欠なのです。



小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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