外部足場が解体されました。
ウッドロングエコ仕上の杉板外壁です。
色味や質感が唯一無二。塗膜を張らない自然な風合いが魅力。
一般住宅の外壁としても徐々の普及してきて、
街中でもこういう外観をよく見かけるようになりました。
私が初めてこのウッドロングエコ仕上を使ったのは、前職場にいた頃、
今から10年以上昔の話。
木部保護塗料としては当時は異端で、
キシラデコールやシッケンズを使うのが常識。
「そんな怪しい塗料使って大丈夫か?」と上司も怪訝な顔をしていました。
施主様の御要望で用いたわけですが、先見の明ですね。
今ではその良さが認められて普及してきました。
内部ではヌリカベDIYがスタート。
施主様が珪藻土をコテで塗るんです。Kさん頑張れ!!
粉に水を加えてミキサーで攪拌。
ヌリカベを自分でやる事のメリット。
①コストダウン
プロの左官屋に珪藻土を塗ってもらうと、一般的な壁紙の3~4倍の単価。
壁紙だったら50万円だけど、ヌリカベだと200万円です。そういう感じ。
自分で汗かけばその分安くなるという事です。
②リフレッシュが自分で出来る
こういった左官材は上から塗り重ねる事ができます。
経年して汚れてきたり、部分的に傷んだりしても、自分で直せるっていいでしょ?
家って長く付き合っていくものだから、自分で手入れが出来るって大切。
③プライスレスな思い出になる
私も自宅内装をヌリカベDIYしました。
「お盆の暑い頃に汗だくで頑張ったんだよな~」
「この部分は長男が塗ったんだよな~」
とか、今でも語り継がれます。
コテというモノは、その人の性格が現れます。
人生初のヌリカベでこのクオリティ。すっごく丁寧でお上手。
これならば我々は何も心配する事が無い。
ある程度の時間とガッツがあれば誰でも出来ます!
道具の貸し出しや塗り方のレクチャーも無料で行ってますので、ぜひ。