ブログの更新は怠っていますが、工事監理はしっかり行っております。
地盤改良
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遣り方出し
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地盤掘削
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基礎鉄筋組
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鉄筋検査
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生コン打設
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脱枠(今ここ!)
水害が想定される地域なので浸水対策として、
一般的な基礎よりも300mm高く作ってます。
したがって基礎の肌が見える部分も多いわけで。
気合いの気泡抜きが効いているようで、かなり綺麗に仕上がりました。
「生コンクリート」ってのは奥の深い世界です。
水がたっぷり入った柔らかい生コンを使えば、ジャンカ対策としては手っ取り早いですが、
やはりコンクリートの強度としては落ちます。
さらに水気の多い生コンは乾燥収縮が大きくクラックも入りやすい。
じゃあ水気が少ないとどうなるか?
水セメント比が低くなれば基本的には高強度でクラックも入りにくくなりますが
流動性が低く(固い)、施工しづらい生コンということになります。
「固い生コンをいかに上手に打設するか」
が施工者の腕の見せ所です。
この時期であれば、Fc=24Nでスランプ値15が弊社標準仕様。
これだけ密実に打設できればバッチリでしょう。
現場の様子(東新保の家)
2013.11.29 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士