大恭建興

現場の様子(早通の家) その五

2019.04.04 / 家づくり

“早通の家”

クリーニングが完了し、竣工現場検査です。

スタッフ総出で現場へ行って、現場の仕上がり状況を確認します。

キズや汚れのチェック、可動部のチェック、電気設備のチェック、設備器具のチェック、などなど。

無垢フローリングの良いところはキズがついても研磨すれば元通りに復元できるところ。

大工さんはもちろん、素人でも簡単に行える作業です。

それに対して木目調の複合フローリングの補修は難易度が高く、

専門職でないと中々うまくはいかない。

「キズの修繕が容易」というのは無垢材ならではのメリットですね。

タイル目地やシーリング材のチェックをする佐藤君。

自分が担当の現場じゃないからか、どんどん指摘していく。

厳しい目が光る。

床下エアコンの試運転を行い、問題が無いか確認。

ちょっとした問題が見つかりましたが、電気屋さんが床下に潜ってすぐ解決。

 

1階と2階の階間部にも暖気を送り込んで2階の床を暖める計画。

大容量の送風ファンをトロトロ運転させているので運転音は静か。

送風量を微少から極大まで幅広く設定できるファンを採用したので、

風量は思いのまま。

もう春になっちゃったので、階間部暖房方式の真価がわかるのは次の暖房シーズン。

どんな具合になるか、データ収集お願いします。

 

内開きの玄関ドアも挑戦させて頂きました。

日本人は「玄関ドアは外開き」という思い込みがあるので、

内開きという事実をしらない人々は一生懸命に外に開こうとします。

カギはかかってないのに中に入れない、そんな事件が工事中に頻発しました・・・

Oさん、貴重な経験ありがとうございました。

LEDのシルバーランプも良い感じ。

センスの良い御施主様のオーダーです。

そしてお引き渡し。

各部の取り扱い説明やお手入れ方法などを御案内し、

最後にお施主様に玄関のカギをお渡しし、ミッション完了。

喜んで頂けたようで何よりです。

階間部暖房に初挑戦した物件でありました。

次の暖房シーズンが楽しみです。

物件概要は下記の通り。

 

〇積雪荷重1.0mで耐震等級3相当

〇ダイキョー標準断熱仕様にトリプルガラスを装備した高断熱躯体(Ua=0.39W/㎡・k)

〇平沢棟梁による高気密な躯体(C=0.16cm2/㎡)

〇床下エアコン1台で24時間全館暖房

〇階間部暖房方式で1階と2階の温度差を低減

 

近日中にホームページに写真をアップします。

 

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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