中華SOBA 鬼にぼ に行ってまいりました。燕三条です。
すこしばかりわかりづらい外観。車を止められるとお店の名前が見えません。
まだオープンしてから1年も経っていない新店。
お店の特徴が一発でわかるどえらいキャッチーな名前が気になって、ずっと行ってみたいと思っていました。
すでに人気店となり昼はすごい混雑と聞いていたので、伺ったのは平日の11時半くらい。
まだ自分含めて3組ほど。狙い通りあまり待たずにいただくことができました。
注文したのは、店の名前がついた冠ラーメン「鬼にぼらーめん」。どのくらいの煮干しっぷりなのか期待大です。
ちなみに煮干し系は基本的に好きなので「鬼にぼラーメン極み」に挑戦してみたかったのですが、注意書きに初めての方ご遠慮とあったので素直に従いました。
見るからに超濃厚。うっすら湯気とともに魚粉の良い香りが鼻孔をくすぐります。
茶濁したスープは表面が油でコーティングされており、その中に煮干し魚粉がたっぷりと浮いているよう。
スープにレンゲをくぐらせると、見た目ほどスープにとろみがないことに驚き。そして飲んでみて驚き。
完全にスープに溶けきってない煮干し魚粉が、食感がわかるレベルで口内を襲います。遅れて芳醇な煮干しの香りがやってきて、飲み込んだ後に「ああ、これが煮干しの旨味か…」と思うわけです。
きっとこれはかなり好みが分かれるタイプのスープ。魚粉のアクの強さがダメなひとにはダメだろうけど、好きな人にはとことんハマる感じ。
私はこれ大好きです。
しかしこれは個人的な意見ですが、麺があまりスープとマッチしていない印象を受けました。
ストレートでコシは強くもなく弱くもなく…な中細麺。
スープのインパクトに対抗するのであればやはり太麺がベターだと思います。おそらく細麺とすることでスープと麺が対抗しない、もっと自然な両者の関係を演出したかったのでしょうが、なんとも…。
出来ることなら、コシの強い太麺の鬼にぼラーメンも食べてみたい。そんな風に思いました。
トッピングは鶏チャーシューと豚のスジ肉?チャーシュー。チンゲンサイとメンマと味玉。
鶏チャーシューは柔らかくて味は薄目だけどスープが濃いのでバランスばっちり。豚のスジ肉?チャーシューは、柔らかすぎて本当に口の中で溶ける。チンゲンサイは清涼感があるので口直しにはピッタリでした。
全体的にはおいしくてとっても満足したんですが、う~む…やはり太麺の鬼にぼも食べてみたい。
しかしスープはものすごく好みで、イカンとおもいつつ飲み干してしまいました。
一杯で判断は早計。またお邪魔します。