“十日町山谷の家”
地盤調査の結果、地盤改良は不要という判定でした。
ごく表層から30kN/㎡、50cmも掘ると100kN/㎡、
100cm以上は地盤が固くて金属ロッドが刺さらない、という具合。
とある条文(建設省告示1347号)に地耐力と基礎構造の目安が記載されておりまして、
20kN/㎡以下は要地盤改良(杭基礎)、
20kN~30kNはベタ基礎、
30kN以上は布基礎、とあります。
つまり、
30kNで十分強いけど、この現場は100kNあるよ!という話です。
地山あるあるですね。

表土を鋤取りして、
そこに砕石を敷いてランマーで転圧をかける。
緩みがちな表層地盤をガッチリ固めていきます。
最強クラスの地盤ではありますが、表層は念入りに固めたいところ。

今回は床下暖房は行わないので、通常のベタ基礎(非地中梁)となります。
根切底が平坦で施工性が良い。
砕石転圧 ~ 防湿シート敷設 ~ 砕石転圧 ~ 外型枠組立 ~

鉄筋組立 ~ 配筋検査 ~ 内部型枠組立 ~ アンカーボルトセット ~
アンカーチェック ~ コンクリート打設(一体打設) ~ 養生 ~

型枠解体。
基礎コンクリートが完成しました。
里山というロケーションが素晴らしいのですが、近隣では熊の目撃情報もチラホラ。
騒がしい工事現場にあえて来ないと思いたいですが、どうなんでしょうか。

コンクリート肌は密実で美しい仕上がり。

アンカーボルトの通りも良し。GOODJOBです。

大工が土台を敷いていきます。
墨出し ~ 土台穴あけ ~ 基礎パッキン設置 ~

アンカーボルトと座彫りナットで土台を締め付けていく。
アンカーボルト位置はコンクリート打設前にチェックしているので問題はないはずだけど、
あらためて問題がないことを確認します。

建て方作業。
クレーン車と大工達が連携して骨組みを組み立てていきます。

無事に屋根まで架かりました。
自然落雪の急勾配屋根が特徴的なアイコニックな外観。
祝上棟。M様、おめでとうございます。

上棟後、すみやかに屋根ルーフィングを張ります。
少し前までこの材料も供給難の話がありましたが、今のところ材料用意出来ております。
品薄気味ではあるけれど、ないわけじゃないらしいです。
スケジュールに余裕をもって資材を手配しておけば大きな問題はない感じ。

耐力面材施工 ~ 釘チェック ~ 気密テープ処理 ~

2階の窓から里山を望む。
このような景色にはリラックス効果があり、心の安定や幸福感に繋がると言われています。
脳波が安定し心拍数や血圧も低くなる傾向にあるとか。

自然を感じることができるロケーションは、地方に住まいを持つ大きなメリットです。
私含め、田舎出身の人間にとってはありふれた光景ではありますが、
身近過ぎてその価値に気が付きにくいのかも知れません。

毎日見ていてもまったく飽きない自宅リビングからの眺め。
妻子も猫もこの眺めが大好きです。
