大恭建興

現場の様子(西山町の家) その二

2025.11.21 / 家づくり

“西山町の家”

地盤改良工事からスタート。

毎度おなじみの環境パイルS工法。木の杭を地中に圧入していきます。

木の杭なんて腐って朽ちてしまいそうなものですが、

防腐防蟻剤を注入してあるので大丈夫。

JISの耐候性試験で60年以上の耐久性があることを確認しているそうです。長持ちなんだな。

やり方設置。

ベタ基礎を作って行きます。

今回は床下暖房は行わない計画なので、地中梁じゃない普通のベタ基礎です。

掘削 ~ 砕石敷き ~ 防湿シート敷設 ~ 捨てコン打設 ~ 外型枠組立 ~

鉄筋組立 ~ 配筋検査(自社&第三者検査機関) ~

内型枠組立 ~ アンカーボルトセット ~ アンカーチェック ~ 生コン打設(一体打設)

養生期間を経て型枠解体。基礎コンクリート完成です。

スラブ区画は三つだけのシンプルな構造計画。

柱や梁といった骨組みが構造的に整っているから、基礎も単純な形になるんですね。

単純でシンプルだから、

最小限の材料(木、合板、鉄筋、コンクリート、etc)で構造が成立し、

無駄なコストも抑えられるのであります。

構造を理解した上で間取りを組み立てる。有能な設計者はみんなやっているらしいですよ。

地面に近い部分の木構造部は現場でホウ酸処理。

凹凸部にも薬剤が浸透するように、土台を敷く直前に噴霧器で処理します。

暑くも寒くもない季節の建て方。作業もはかどります。

無事に屋根まで架かりました。祝上棟です。

下の写真、現場が少し汚い気がしますがこれは片付けている最中だから。

しばらく大工工事が続きます。中静棟梁、よろしく頼みます。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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