“美幸町の家”
すでに竣工お引渡となっております。
先日書いた記事のとおり、竣工時の気密測定を二パターンで実施してみました。
現場の様子(長岡千代栄町の家) その四|ブログ|新潟県長岡市の注文住宅・新築・リフォーム・リノベーション 有限会社大恭建興
建物条件1での結果は下記のとおり。
C = 14 cm2 ÷ 122.97 ㎡ = 0.1138....
四捨五入ルールに沿って C = 0.1 cm2/㎡ という結果でした。

続いて建物条件2での結果。
C = 30cm2 ÷ 122.97 ㎡ = 0.2439....
四捨五入ルールに沿って C = 0.2 cm2/㎡ となりました。

建物条件1:C = 0.11 cm2/㎡
建物条件2:C= 0.24 cm2/㎡
隙間の量が約二倍なりました。
浴室排気扇とレンジフードに目張りをしているか否かの差です。
想定通りではありますが、この差をどう考えるか。
条件1と条件2の差を無くす(小さくする)には、
排気扇2ヶ所に気密ダンパーの設置などが考えられます。今後の検討事項ですね。
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竣工写真の撮影も行いましたので、後日ウェブサイトの施工例ページに掲載させて頂きます。
普段のダイキョーテイストとはずいぶん違う雰囲気の建物です。
内装の木視率は抑え目で、グレー色を基調としたシックなデザインとなっております。

リビングとダイニングは高天井(CH=2850mm)でとっても開放的。
大窓からテラスの方へ視線が抜けるからより広く感じますね。
シンボルツリーが無いのが絵的に残念ですが、来春には植えられる予定です。

四方を壁に囲まれたプライベートなテラス空間。
カーテンを開けっ放しで暮らせるのが魅力です。
床は土間コンクリートとしてメンテフリーを実現。

キッチン天板よりも高い位置に棚を設けない低重心設計。
広く伸びやかな雰囲気でGOOD。ハイサイド窓からは空を望みます。

外観もグレー系を基調としております。
板金外壁をベースにエントランス廻りはジョリパット仕上。
木質外装はほぼ無くて、無機質でクールな印象です。たまにはこういうのも良いですね。
設計担当の佐藤君が上手にまとめてくれました。

・許容応力度計算による耐震等級3(積雪1.0m時)
・Ua値 0.24W/㎡・k(Q-pex5.00) ※HEAT20G2グレード 断熱等級7
・C値 0.11cm2/㎡(建物条件1にて竣工時実測)
・C値 0.24cm2/㎡(建物条件2にて竣工時実測)
・床下エアコン1台による全館暖房
・壁掛エアコン1台による全館冷房
・認定長期優良住宅

