大恭建興

現場の様子(美幸町の家) その四

2025.11.19 / 家づくり

“美幸町の家”

すでに竣工お引渡となっております。

先日書いた記事のとおり、竣工時の気密測定を二パターンで実施してみました。

現場の様子(長岡千代栄町の家) その四|ブログ|新潟県長岡市の注文住宅・新築・リフォーム・リノベーション 有限会社大恭建興

建物条件1での結果は下記のとおり。

C = 14 cm2 ÷ 122.97 ㎡  = 0.1138....  

四捨五入ルールに沿って C = 0.1 cm2/㎡ という結果でした。

続いて建物条件2での結果。

C = 30cm2 ÷ 122.97 ㎡  = 0.2439....  

四捨五入ルールに沿って C = 0.2 cm2/㎡ となりました。

 

建物条件1:C = 0.11 cm2/㎡

建物条件2:C= 0.24 cm2/㎡

隙間の量が約二倍なりました。

浴室排気扇とレンジフードに目張りをしているか否かの差です。

想定通りではありますが、この差をどう考えるか。

条件1と条件2の差を無くす(小さくする)には、

排気扇2ヶ所に気密ダンパーの設置などが考えられます。今後の検討事項ですね。

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竣工写真の撮影も行いましたので、後日ウェブサイトの施工例ページに掲載させて頂きます。

普段のダイキョーテイストとはずいぶん違う雰囲気の建物です。

内装の木視率は抑え目で、グレー色を基調としたシックなデザインとなっております。

リビングとダイニングは高天井(CH=2850mm)でとっても開放的。

大窓からテラスの方へ視線が抜けるからより広く感じますね。

シンボルツリーが無いのが絵的に残念ですが、来春には植えられる予定です。

四方を壁に囲まれたプライベートなテラス空間。

カーテンを開けっ放しで暮らせるのが魅力です。

床は土間コンクリートとしてメンテフリーを実現。

キッチン天板よりも高い位置に棚を設けない低重心設計。

広く伸びやかな雰囲気でGOOD。ハイサイド窓からは空を望みます。

外観もグレー系を基調としております。

板金外壁をベースにエントランス廻りはジョリパット仕上。

木質外装はほぼ無くて、無機質でクールな印象です。たまにはこういうのも良いですね。

設計担当の佐藤君が上手にまとめてくれました。

・許容応力度計算による耐震等級3(積雪1.0m時)

・Ua値 0.24W/㎡・k(Q-pex5.00) ※HEAT20G2グレード 断熱等級7

・C値 0.11cm2/㎡(建物条件1にて竣工時実測)

・C値 0.24cm2/㎡(建物条件2にて竣工時実測)

・床下エアコン1台による全館暖房

・壁掛エアコン1台による全館冷房

・認定長期優良住宅

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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