“小千谷栄町の家”
大型リフォームのお仕事。
築10年とまだ真新しいお宅ではありますが、
諸々の環境変化により少し手狭になってきたということで 増築 + 間取り変更 + 内装改修 という工事内容です。
間仕切壁とキッチンを撤去して、もともとLDKだった空間をリビングダイニングに。
キッチンは増築部に移設して、ゆとりのある団らん空間を作って行きます。
間取り変更に伴い、関わる部分の内装も一新。
もともと自然素材ベースのインテリアなのでそれを壊さないように、
新旧がうまく馴染むように配慮しております。
床はヒノキ、壁は漆喰、天井はシナベニヤ。THE自然素材。
増築部の基礎工事。
もともとの仕様に沿って、布基礎を付け加えます。
自邸と同じようなガーデンシンクも計画しました。
自邸の様子(ガーデンシンクを設置した)|ブログ|新潟県長岡市の注文住宅・新築・リフォーム・リノベーション 有限会社大恭建興
魚を捌かない家庭でも、庭でBBQするときにとっても便利です。
L型に囲まれた庭空間が主役となる。
リビングと庭を一体的に利用できるように、
アルスの大型木製サッシの前にはウッドデッキとテラスが設置されます。
もともとの外壁は板金張だったけれど、やはり外壁は木張が至高だ!!
ということで無理のない範囲で杉板に張り替えました。
当然、増築部は杉板張。うん。いい感じ。
キッチンまわりの壁やカウンターは モールテックス を採用。
建築業界では最近よく見かける内装仕上ですね。
モルタル仕上(コンクリート仕上)のような無機質なテクスチャーを表現できる左官仕上材で、
モルタル仕上の弱点が全て克服されているハイテク素材であります。
下地を選ばず施工可能で、
塗厚が薄くて、
固いんだけど弾性があってひび割れしにくく、
防水性が高く、
汚れも染み込みにくい。
この材料で浴槽や洗面ボウルを作る事も可能だとか何とか。
(水漏れそうで怖いからやらないけど)
モールテックスの施工が完了したら、キッチン設置工事。
定番の神食洗器(海外食洗器)もビルトインされます。
内装屋さんが漆喰壁のパテ下地を作っていました。
暑い中ごくろうさまです。いつもありがとうございます。
狭くて暗いという御不満があった玄関は、
大きな室内窓を設けて抜け感と明るさを持たせました。
猫ちゃんが居るお宅なので、今回の工事を機にステップを設けました。
吹抜を介して1階~2階を移動できる猫動線。
あらわしの柱には猫ちゃんの仕事の跡が見受けられますね。
この上に麻縄を巻いて、引き続き爪とぎ柱として活躍して頂きます。
そうそう。
このお宅の施主様が御縁を繋いでくださいまして、小幡家で子猫を飼い始めました。
我が家のアイドルです。家に帰るのが楽しみで楽しみで。
家族全員、猫が気になって気になって仕方ない。
Nさん、おかげさまで家庭内が笑顔であふれております。
ありがとうございます。