“花園南の家4”
すでに4月上旬に上棟しております。
実際の現場とタイムラグがありますがご勘弁ください。
基礎コンクリート完成後、建て方作業の様子です。
二方向道路の角地ということもあり、目立つ現場です。
労働基準監督署が立入検査に来るくらい、国道からもよく見える現場です。
いつもどおり、柱と梁には県産杉を用いて地産地消に貢献。
と言いつつ、ガレージなどのスパンが広い部分の梁には高強度なベイマツ集成材を使用。
また、土台にもメリコミに強いベイマツ材を使ってます。ベイマツは固くて強いってことです。
杉は柔らかくて材料強度が低い部類なので、向いている部位とそうでない部位がありまして、
材料強度と経済的な断面寸法を鑑みて使い分けております。適材適所ですね。
無事に上棟しました。
「杉材は強度が低いから構造材に向かない!」という業界人もおりますが、
それは違うような気がします。
きちんと構造計算を行い、無理なく使える部位に杉材を用いて、
杉材で足りない部位には他の高強度な材料を持ってくればいいんじゃないでしょうか。
そう考えれば県産杉だって使いどころは沢山あります。
外部足場に看板シートを張ってDAIKYOKENKOをアピール。
そしてYKKAPの樹脂窓採用棟数No1をアピール。
耐力面材施工 ~ 釘チェック ~ 耐力面材気密テープ処理 ~ 窓下地木材取付 ~
付加断熱材(ネオマフォーム45mm厚)施工 ~ サッシ取付 ~
壁内断熱材(HGW16k 105mm厚)充填 ~ 室内側防湿シート施工 ~
基礎断熱材(PSF3種b 50~100mm厚)施工 ~ スラブ上断熱材保護板施工 ~
屋根断熱材(SF吹込350mm厚)施工 ~ 室内側気密防湿シート施工 ~
ここから普段と違う絵面。
そう、ダイキョー初の電磁波対策工事であります。
別に難しい事はなくて、
床下地(壁下地)の上にスパンボンドという特殊なシートを張るだけです。
下の写真の緑色の不織布がそれ↓
一般住宅の床下や壁内にはコンセントや照明、
それに付随する電線があちこちに設置されておりまして、そこから電磁波がバリバリと出ています。
このスパンボンドを張る事で、人体への電磁波の伝搬を抑えることができるわけです。
家中全部やる必要は無くて、寝室(子供部屋)やリビングと言った滞在時間が長い部屋のみでOK。
人体への影響が強い床面と壁面(床から1m程度)を対策していきます。
どのお宅にもアース(接地)付のコンセントってありますよね?
それとシートを接続すれば工事完了。
一言でまとめてしまうと アース(接地)をとれるシートを張るだけ なんです。
家(部屋)全体をアースすることが電磁波対策になるというなんです。
スパンボンドの施工が完了したら、
エヌスケッチの井口さん(電磁波対策の先生)がアースをとれているか確認、
OKが出たら次工程へ進みます。
この後はいつもどおり、無垢フローリングを張っていきます。
床面が常にアースされている状態となり、電磁波抑制効果と共にアーシング効果も期待できます。
アーシング効果について、私自身が体感した件は過去ブログを御参照ください。
自邸の様子(怪しいシーツを買ったんだ)|ブログ|新潟県長岡市の注文住宅・新築・リフォーム・リノベーション 有限会社大恭建興
長い時間を過ごす住まいだからこそ、健やかな環境であることが大切です。
ちなみに電磁波対策は新築だけじゃなくて、リフォームでも出来る事がいろいろあります。
なんなら工事しなくても出来る対策もありますので、興味ある方はお声掛けください。