大恭建興

現場の様子(ひ生の家) その二

2025.06.17 / 家づくり

“ひ生の家”

地盤調査の結果、改良不要という判定でした。

ただし、どんなに良い地盤でも表土は柔らかくなりがちで、

その部分をしっかりと締め固める必要があります。

地盤改良不要判定だとしても調査報告書には、

「表層を入念に 転圧 する前提で」と必ず書いてあって、

この 転圧 という言葉がポイントなんです。

一般的な基礎工事に使う転圧機器はプレートコンパクターと呼ばれ、

根切底の砕石を敷き均すのが主目的であり、転圧能力(締め固める力)は弱め。

それに対してタンピングランマーという機器がありまして、

これは地面を締め固めるためのモノなので、転圧能力強め。

深さ50cmくらいまで転圧する力があるとか。

判定結果が改良不要でも、根切底の転圧はしっかりと行いましょう。

そんな感じで地面を締め固めてから、

定番の地中梁方式の一体打設ベタ基礎を作って行きます。

砕石敷均し(ランマー転圧) ~ 防湿シート敷設 ~ 捨てコン打設 ~

外型枠組立 ~ 鉄筋組立 ~ 配筋検査 ~

内部型枠(浮型枠)設置 ~ アンカーボルト設置 ~ アンカーチェック ~

コンクリート打設(一体打設) ~

養生期間を経て型枠解体。

内部の立上りが少なく開放的だから床下暖房の暖気もめぐりやすい。

床下暖房向けの基礎構造です。

ここから大工工事。

土台を敷いて、柱を立てて、梁を架けていきます。

無事に上棟しました。

Aさん、おめでとうございます。

小倉棟梁、よろしく頼みます。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

大恭建興に相談してみませんか?
突然の訪問や無理な営業活動は一切いたしません。
新築、リフォーム、住まいに関する疑問・質問などお気軽にお問い合わせください。
カタログのご請求や見学会の来場予約もお待ちしております。
ページ上部に戻る