大恭建興

現場の様子(泉の家) その一

2025.06.03 / 家づくり

“泉の家”

長岡市内での建て替え案件です。

既存家屋の解体工事が完了し、先日、地鎮祭を執り行いました。

ダイキョーからは古田島と高橋が参加させて頂き、皆で工事安全を祈願。

地鎮祭を一言で表すと

「新しく家を建てるから土地の神様、よろしくね」

でしょうか。

建築業界では古来からある風習で、現代社会においても広く行われる建築儀式であります。

色々なモノが効率化されて無駄を省いていく昨今でも、

こればかりはそう簡単に無くならないイベントです。

日本人は無宗教っぽいところがありつつも、初詣、厄払い、七五三、etc、

親しみのある神事が色々あって、無意識の信心となっている気がします。

建物の方はいつものダイキョーらしく、敷地条件を活かしたパッシブデザイン。

南面に大きな窓をたくさん設けて、冬はその窓から直射日光を取り込んで室内を暖めます。

(窓は無料の暖房器具となり暖房費用を軽減できる)

ただ、大きな窓は外部からの視線が気になりがちでカーテンを閉める事になりがち。

そうなると冬場に入ってくる日射熱も減ってしまうし、大窓の解放感も損なわれてしまいます。

カーテンを開けずに暮らすのはもったいないんです。

だから、南面に大きな窓を設ける場合は、外部からの視線コントロールが大切。

なるべくカーテンを開けて生活できるように、庭と窓を設計するのが肝ですね。

南に開いて東西を閉じる。そしてなるべくカーテンに頼らない。

周辺環境によって例外もありますが、まずはこれがパッシブデザインのベースです。

何事もまずは基本から。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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