大恭建興

現場の様子(鉢伏町の家) その二

2025.05.22 / 家づくり

“鉢伏町の家”

まずは地盤改良工事からスタート。

諸条件を勘案して、今回はオーソドックスな湿式柱状改良工法を選定。

広く普及しているコストメリットがある工法です。

地盤改良工事完了後、やり方を設置して基礎工事に進みます。

今回も 基礎断熱工法 + 床下エアコン暖房 というダイキョー定番のスタイルです。

基礎コンクリートの立上りとスラブを同時に打設する一体打設とすることで、

コンクリートの打継が無くなり、白蟻の侵入経路を潰すことができます。

ベタ基礎の一体打設は至高の白蟻対策なのであります。

掘削 ~ 砕石敷ならし ~ 防湿フィルム敷き ~ 鉄筋組立 ~ 鉄筋検査 ~

内部型枠組立 ~ アンカーボルト設置 ~ アンカーチェック ~

コンクリート打設(一体打設) ~ 養生 ~ 型枠解体

基礎コンクリートが完成しました。

基礎内部の立上りが少ないのがわかるでしょうか。

スラブ区画を構成する梁を地中梁とすることで、基礎内部の立上りを減らして、

床下エアコンの暖気が巡りやすくなるための配慮です。

ちなみに別棟ガレージの方の基礎も並行して進行~完成しております。

こちらは床下空間も無ければ断熱部位もないため、そもそもの白蟻リスクは極小。

費用がかさみがちなベタ基礎とはせずに、コストメリットのある布基礎としました。

適材適所ですね。

また住宅と違ってガレージの構造安全性って軽視されがちですが、

構造計算を適切に行い、地震や積雪に対する安全性をしっかりと確認しております。

ここから大工工事。

ホウ酸系薬剤で土台を防蟻処理してから、基礎コンクリートの上に敷いていく。

ベタ基礎一体打設に加え木部の防蟻処理を行い、ダメ押しの白蟻対策とします。

建て方作業。

クレーン車と大工が連携して木構造を組み立てていく。

ガレージも同時に建て方作業を行うのでなかなかのボリュームです。

作業は順調に進み、二日で形になりました。

逆光で真っ暗な写真ですが、無事に上棟です。

ここから大工工事が本格始動。

中村棟梁、よろしく頼みます。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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