“陽光台の家2”
上棟から中間気密測定までの工事の流れをダイジェストで御紹介。
外周部耐力面材施工 ~ 釘チェック ~ 継手の気密テープ処理 ~
厚さ9.5mm、幅910mm、高さ3030mmの大きな板。
耐震、気密、防火を担う無くてはならないモノです。
この手の商品は色々ありますが、これは軽くて比較的安価なので業界内でも人気の商品。
ダイキョーも現在はこれに落ち着いております。
窓下地木材施工 ~ 付加断熱材(ネオマフォーム45mm厚)施工 ~
発泡プラスチック系断熱材は経年により断熱性能が低下するとされていますが、
ネオマフォームはそれがほぼゼロ。劣化しないんです。
しかも単位厚みあたりの断熱性能もトップクラス。
雨濡れOKで現場での施工性も良好。
しかし、価格が安くない。・・・安くない?どうなんだろう?
早い頃は “高額な断熱材” と思っていたけれど、
よくよく考えると “価格に見合った断熱材” と言えるような気もします。
今ではダイキョーの現場では無くてはならないモノとなっております。
透湿防水シート施工 ~ 外壁下地木材施工 ~
窓やダクトの防水テープ処理 ~ 外部防水検査 ~
透湿防水シートは信頼と実績のデュポン製タイベックシートを使用。
「透湿防水シート」と一言でくくられてしまいがちですが、実は松竹梅(品質の差)があったりします。
薄くてぺらぺらの保証がないものから、厚くてゴワゴワした欧州製のハイグレード品まで多種多様。
何が違うかと簡潔に申しますと、
安いものほど耐久性が低く、高いものほど耐久性が高い、そんなイメージで良いかと思います。
ちなみにデュポン製タイベックは20年保証。松竹梅で言うと、竹かな?
内部耐力壁施工 ~ 構造接合金物施工 ~ 構造金物検査 ~
全棟、構造計算(許容応力度計算)を行い、安全性を確認しております。
話は脱線しますが、来月からいよいよ建築基準法が改正されます。
色々なルール変更があるなか、大きなトピックは4号特例縮小です。
木造住宅でも構造計算が義務化されるという事になり、
今までそれをやってこなかった建築屋は対応に追われるだろうという話。
ダイキョーでは常日頃から構造計算しているのでそのあたりは問題ありませんが、
それを審査する審査機関の業務量が多くなり審査期間が長くなるのを危惧しております。。。
審査期間がパンクして確認済証がおりてこないから着工できない!!的な。
基礎断熱材施工。
ポリスチレンフォーム3種b。
床下暖房時の熱損失を抑えるたおめ、スラブ上全面施工としております。
その上には養生板を張って断熱材保護。
断熱材のキズや凹みを気にせず、気持ちよく床下点検できるように。
壁内断熱材(HGW16k 105mm厚)施工 ~ 室内側防湿シート施工 ~ 気密テープ処理 ~
天井を組んでから、その上に断熱材を施工して行きます。
セルローズファイバー350mm厚。
施工後の沈下を考慮して設計値よりも厚めに施工。
400mm以上ありそうです。
中間の気密測定を実施。
この現場の担当は中静大工。
その丁寧な気密施工はダイキョー専属大工の中でもトップクラス。
どうせ良い数値が出るに決まっています。
総相当隙間面積 9cm2 ÷ 実質延床面積 131.75㎡ = 0.0683....
四捨五入ルールで言うと、もう少しでゼロ!惜しい!
中静大工、いつもありがとうございます。