大恭建興

現場の様子(上除町の家4) その四 ※オープンハウスやります

2025.02.12 / 家づくり

“上除町の家4”

3月1日(土曜日)2日(日曜日)の二日間、オープンハウスを開催させて頂く運びとなりました。

施主様のご厚意に感謝です。Sさん、ありがとうございます。

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今回、久しぶりのヌリカベDIYとなっておりまして、

施主様のほうから漆喰(しっくい)を塗って頂きました。

素人とは思えないキレイな仕上がりです。素晴らしい。

ローラー塗りとする事で作業性も良くて、平滑でプレーンな雰囲気に仕上がります。

壁紙には無い本物が持つ上質さが魅力です。

また、重ね塗りが可能なので日常生活で汚損してしまった場合も自分で補修できちゃいます。

「自分で直せる安心感」があると精神衛生上も良いですね。

クリーニングが入り、ほぼ形になりました。

グレーの格子天井、真っ白なしっくい壁、ナチュラル仕上のオーク床。

木視率(内装における木の割合)が高いのですが、

木部の色調を整えることで軽やかな内装デザインとなっております。

2階リビング + 勾配天井 + 水平連続窓 (コーナーサッシ) という組み合わせで、

抜群の解放感を演出。

冬の日射取得と夏の日射遮蔽を適切に行い、

冬は日射をたっぷり入れて、夏の日射はしっかりブロック。

太陽を味方にした窓設計です。THEパッシブデザイン。

無垢フローリングは無塗装仕上。

通常のオイル塗装は濡れ色になって木の色味が強調されるのですが、

これはナチュラル仕上と言って、無塗装に見えるオイルを使用しております。

何も塗っていない状態の素地の淡い色味をそのまま活かせるのが魅力。

1台(少ない台数)のエアコンで全館暖冷房を行う場合、

暖気冷気の自然対流を促す必要があり、開放的な間取りが前提条件となります。

階段室、吹抜、スノコ床、etc、

設計者は小技を駆使して空気が循環するように計画するのであります。

また、

最近の住宅屋さんは 「1台のエアコンで全館暖冷房!!」 とイキりがちですよね。

ダイキョーも以前からそのような事を言っておりますが、

最近はあえて複数台のエアコンを計画する事例が増えてきました。

何故かというと、

冷房エアコン故障時にバックアップ的な使い方が出来るから。

(暖房は石油ストーブとか電気ストーブとかで代用できるから何とかなる)

真夏に1台しかない冷房エアコンが故障すると、、、非常に辛いです。

下手すると命に係わります。

実際の話、昨年の夏にダイキョー社長宅の1台しかないエアコンが壊れまして、

一週間ほど汗だくの生活だったそうです。

エントランス廻りはホワイト色の杉板外壁。

柔らかく明るい雰囲気のファサードとなっております。

スペックは下記の通り。

・許容応力度計算による耐震等級3(積雪1.0m時)

・Ua値 0.25W/㎡・k(Q-pex4.3) ※HEAT20G2グレード 断熱等級7

・C値 0.16cm2/㎡(竣工時実測)

・壁掛エアコン1台による主暖冷房と個室補助暖冷房

・認定長期優良住宅

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ちなみに3月は見学会ラッシュです。

“上除町の家4” “佐藤くんち” “新保の家” “陽光台の家” の4物件を予定しております。

どれも見ごたえのある特徴的な住まいです。

ダイキョーが作る住まいを一気に見る事ができるチャンスですのでぜひ。

詳細は近日中にウェブサイトにアップしますのでそちらを御確認くださいませ。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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