先日、「もうアラなんて居ね~ろぉ~!ま~だやってんのかい?」と、
同港のベテラン船長からアドバイスを頂きました。
確かにね。そうかもね。オフシーズンだよね。
じゃあこうしよう。
いつもの瀬まで行って、少しアラを狙ってみて、
それでだめならマダラ釣りにシフトする。
(11月以降はマダラ釣りのシーズンなのです)
あくまでマダラジギングのおまけのアラジギングですよ。それなら文句あるまい。
という事で意気揚々といつものアラジギングタックルを車に積み込み、行って参りました。
ロッド:19グラップラータイプスローJ b68-3(b68-2)
リール:17オシアジガー1500HG(19オシアジガー1501HG Fカスタム)
ライン:ジガーULT4本組1.7号600m
リーダー:フロロ6号
小木の瀬のてっぺんで魚探反応あり。
ウロコジグを落とせばほらこの通り。
沖メバルはたくさん居るようですね。
で、この後、超大物ヒット。
今年21回目の釣行時と同じような引き具合。根がかりがゆっくり走り出す感じ。
圧倒的質量感。
釣りの備忘録(2024年20~21回目)|ブログ|新潟県長岡市の注文住宅・新築・リフォーム・リノベーション 有限会社大恭建興
しばらく(15分くらい?)やり取りしましたが、今回はラインにキズが入っていたのか、
PEラインが高切れしてしまいました・・・残念。
PE1.7号+リーダー6号 ではどのみち釣り上げるのは無理だったと思います。
デカいのがいるな・・・どうしようか・・・
今回はマダラジギングも兼ねていたので、一回りヘヴィーなタックルを持ち込んでおりました。
ロッド:オシアジガーリミテッドb62-3
リール:オシアジガー2000NRHG
ライン:ジガーULT4本組3.0号300m
リーダー:フロロ10号
アラや沖メバルを釣るにはパワフル過ぎるタックル。
これなら先の超大物がヒットしても少しは戦えるでしょう。
沖メバルを2匹追加した後、目論見通り超大物がヒット。
ポイントも移動しているので別個体だと思います。
着底と同時に喰っていて、最初は根がかりかと思うパターンです。
これもしばらくやり取りしますが、痛恨のフックアウト・・・くそう・・・
やっぱりいるんですよ、デカいのがあちこちに。
クランキー260gで海底付近を誘っていると、また根がかり・・・ではなくヒット!!
最初の5分~10分はラインがズルズルと出ていくだけ、
しばらく耐えていたら止められるようになってきました。
その後、少しずつ巻き上げられるようになってきました。
これ、勝てるかも知れない。
一進一退の攻防を耐えて、
中層くらいまで巻き上げたら一気におとなしくなり、少しづつ海面に近づいて来ます。
でもやはりそこは超大物なので最後の抵抗があり、海面近くでも意外と走る。
そのたびにブツン!という感触がロッドに伝わり、フックが外れているのがわかりました。
バレるバレるとヒヤヒヤしながらゆっくりとゆっくりと巻き上げて、いよいよ魚体が見えました。
ここまでくればポコーンと浮いて来ます。
「ナニコレデカ!!」
タモには入らないのでギャフで引掛けて、船尾から引きずり上げました。
重いのなんのって、ギャフ打ちしてから船上にあげるのに15分くらいかかった気がします。
イシナギを始めて釣りました!!
ジグはクランキー260g。
アシストフックは全部で5本。
ジガーライトシワリ3/0とJAMフック2/0を自分で結んだモノ。アラ想定の細軸。
4本は伸ばされて外れていて、最後の1本が何とか刺さっている状況・・・
ラストワンが伸ばされる寸前で何とか勝負が付きました。危ない危ない。
今度からもう少し太軸フックにしようかな・・・
帰港後、平原船長宅のクレーンにぶら下げて計量して頂きました。
いつもありがとうございます。
その重さは37kg!!よくわからないけど大きいんだと思います!!
内臓処理~熟成~調理 は私の手には負えないので平原船長に一任。
何から何までありがとうございます。
一週間寝かせたイシナギの刺身は、旨くもないし、マズくもない、何とも言えない味でした。
ハラミなのでそれなりに脂はあるけど、何というか、こう、特徴がない感じ。
大き目の個体だからか、筋も強め。。。
こちらはムニエル。
おお!加熱すると旨い!
魚肉というよりも鶏肉に近い食感。
味付けも良くて、モリモリ食べられます。
イシナギの身は加熱調理に向いているようですね。
平原船長、ごちそうさまでした。
深場の釣りを始めて一年半ほど。アラは狙って釣れるようになったし、イシナギも釣る事ができました。
やはり深場は夢がある。
希少で美味な魚が多いから、釣って嬉しい食べておいしい、素晴らしい釣りです。
当面の間、私の釣りは中深海ジギングがメインになりそうです。