現場の様子(悠久町の家) その一|ブログ|新潟県長岡市の注文住宅・新築・リフォーム・リノベーション 有限会社大恭建興 (daikyo-kenko.co.jp)
“鰹そば田ヶ久保” で食べた削りたての鰹節が忘れられなくて、
手削り入門セットを購入してしまいました。
鰹節の原木には数種類あるらしく、
荒節 < 枯節 < 本枯節 という順に高級になっていくとか。
一番おいしいのは本枯節らしいので、とりあえず適当に選んでみました。
削り器+本枯節2本のセット。楽天市場で¥8,000程で購入。
ピンからキリまであるのでどれを選んだら良いか、よくわかりません。
評価ボチボチの中庸な商品にしてみました。
早速削ってみましょう。
あれ?なんかちがう・・・
先日ラーメン屋で食べたやつはもっとこう、
絹のように薄くて滑らか、熟練大工の鉋屑みたいなビジュアルだったんです。
粉も沢山出てしまうし。ちがう、こうじゃない。
これではもはや鉛筆の削りかすです。
口に入れても厚くてゴワゴワしていて美味しくない。これは出汁用にまわそう。
「日本鰹節協会推奨」と書いてあったので削り器の品質に問題はないはず。
疑うべきは私の腕前。刃の調整と練習が必要なようです。
薄く削れるように頑張ります。
その後、
「けずりたて」のワードに触発されて、
「おろしたて」にも手を出してしまいました。
そう、ワサビです。
近所の角上魚類に置いてあるのは前から知っていました。
今までは「こんなの誰が買うんだよ?」とスルーしていました。
そんな自分がまさかこれを買う事になるとは・・・
おろし金でおろすだけだから、これは簡単です。
辛みはマイルドで、香りや瑞々しさの方が強い感じ。
先日釣ったアオリイカの刺身と一緒に食べましたが、いいあんばいです。
“けずりたてとおろしたて” なんだか良さそうです。
またひとつ、大人の階段を登ってしまいました。
さて “佐藤くんち” の話をしましょう。
着工から上棟までの流れをダイジェストで簡単に。
環境パイルS工法による地盤改良。
基礎はいつも通りの地中梁仕様の一体打設ベタ基礎。
やり方 ~ 基礎根切 ~ 砕石敷均 ~ 防湿シート敷設 ~ 捨てコン打設 ~
外型枠組立 ~ 鉄筋組立 ~ 配筋検査 ~ 内型枠組立 ~ アンカーセット ~
アンカーチェック ~
~ コンクリート打設(一体打設) ~
養生期間を経て型枠解体。
K左官工業さんがバッチリ仕上げてくれました。
土台敷開始。
1階の柱が建ちました。
無事に上棟。佐藤君、おめでとうございます。
隣家と比べても背が低いのがわかるでしょうか?
世間一般では「天井はひたすら高い方がいい!!背が高い外観も立派!!」
というような風潮があるかと思いますが、我々はそういうのやりません。
落ち着き、品格、メリハリ、丁度いい、普段からそんな言葉を意識して設計しております。
今回もなかなかのワイド&ローなプロポーションです。
さすが佐藤君、よくわかっていらっしゃる。
棟梁は平沢大工。
いつも以上に?頑張って頂きましょう。