大恭建興

現場の様子(河井の家) その四

2024.09.23 / 家づくり

“河井の家”

私がブログ更新を怠っている間に竣工お引渡となっております。

現場密着感のない現場ブログになってしまい、申し訳ございません。

今後はマメなブログ更新を心掛けたいと思います。

肝心の建物の方の仕上がりはバッチリです。反町監督や職人の皆様のおかげさまです。

ありがとうございます。

弊社WEBサイトの方に竣工写真もアップしましたのでぜひご覧ください。  

・・・

たまには竣工写真を交えて仕様の解説してみましょう。

床板はダイキョー定番のオーク三層フローリング。

固くてキズに強く、節や木目も穏やかで家具も合わせやすい人気の樹種です。

白い壁は珪藻土クロス。カジュアルな価格で自然素材の質感を得られる仕上。

一部の壁はシナの有孔ベニヤを張って、アクセント&壁面収納としました。

全体的にプレーンな内装となっていて、シンプルな塩ラーメンを意識しております。

(毎日食べても飽きない!)

施主様チョイスの真鍮製ペンダント照明が良いスパイスになっていますね。

玄関~LDKは緩やかな勾配天井が連続しております。

天井の羽目板は節が無くて明るい色味のヘムロック。

無塗装としているので白木の質感が感じられます。

また、キレイな羽目板天井に異物感を与えたくなかったので、

主たる照明は壁付スポットライトとしております。

家族みんなで調理や食事を楽しめるように、キッチンは開放的なペニンシュラ型。

施主様こだわりのスイッチはtoolboxのトグルスイッチ。

こんなスイッチが五つも並んでしまったら、男子はワクワクを隠せない。

FIX窓からはお隣の借景を望むことが出来ます。

(宅内に自前で植栽を入れる想定ですが)

玄関土間床は最近お気に入りのソリドを張っております。

セメントを原料とした無塗装一枚物の建材でして、自然な風合いが魅力。

再生材料比率60%という事で、SDGs的にもGOODな材料です。

洗面化粧台は造作品。

定番のSK106とメラミン天板を組み合わせたものです。

水栓はシャワーヘッドとして使い勝手にも配慮しました。

壁面には玄関床と同じくソリドを張って水撥ね対応。デザイン的にも良き。

ミラーキャビネットはみんな大好きサンワカンパニーのプレーンVです。

階段は線の細いスチール階段として軽やかなデザインに。

主たる外壁はブラック色のガルバリウム鋼板。

平屋部は杉赤身ウッドロングエコ仕上の板張です。

玄関ポーチはジョリパット吹付。

人目に触れやすい部位を優先して上質な外装材を用いて、

あまり目につかない部分にリーズナブルな外装材を使っております。

こいうのも限られた予算を有効に使うテクニックです。

カーポートにチラッと見えるカッコイイ車は私の愛車。

新車で買ってもう10年目。そろそろ私もポルシェに乗り換える頃合いでしょうか。

・許容応力度計算による耐震等級3(積雪1.0m時)

・Ua値 0.26 W/㎡・k(Q-pex4.3) ※HEA20G2グレード 断熱等級7

・C値 0.15 cm2/㎡(竣工時実測)

・床下エアコン1台による全館暖房

・壁掛エアコン1台による全館冷房

・ZEH(oriented)認定

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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