大工工事後半戦は、石膏ボードを張ったり、階段を架けたり、家具を造作したり。
中静棟梁が奮闘しております。
大工工事完了後、内装工事です。
パテ処理してから珪藻土クロスを貼っていきます。
そういえば今回、窓がいつもと違いますね。
(諸般の事情で)
標準仕様はYKKAPのAPW430でして、今回はシャノンのシャノンウインドUFを採用しております。
トリプルガラスの樹脂窓という点では同じなんですけど、
UFシリーズは樹脂フレームにウレタン断熱材が充填してあって、断熱性能が向上しております。
代表的な窓でUw=0.68Wとカタログに載ってますから、国内最高峰の樹脂窓という事になります。
(APW430はUw=0.90W)
その差、0.22W。
外皮計算に多少影響する程度で、家全体の温熱性能に与える影響はそれほど大きくありませんが、
フレームの表面温度が室温に近くなるので、結露しにくいというのが実利かな。
ダイニングの上が吹抜になっていて、その上は格子仕上の勾配天井です。
木の質感を目で楽しめるし、
吸音効果もあるので高気密住宅特有の室内反響音を抑える効果もあります。
おススメの定番仕様。
屋根付きの焼肉テラス。
豪雪地帯に建つ自然落雪屋根の家なので、
窓の位置には気をつかっております。
降雪時に窓が埋まらないようにして、自然光が採れるように。
焼肉テラスのデッキはイタウバ材の無塗装品。
一般的にハードウッドと呼ばれるモノで、非常に硬くて腐りにくいのが特徴。
価格はそれなりに高価ですが・・・
安価で耐久性の低い材料を使って10年おきに作り直すよりも、
高価で耐久性の高い材料を使って20年持たせる方がお得です。
工事完了後、クリーニングが入り、竣工現場検査を行います。
キッチンの可動部をチェックする私。
内装各部のキズ汚れ、設備器具の稼働状況などなど、スタッフみんなでアラさがし。
その後、手直し工事を行い、完成です。
吹抜×大窓で開放的なダイニング。
キッチン ~ ダイニング ~ 焼肉テラス の動線もバッチリ。
円滑なもつ焼きパーティをお約束。
雪で埋まらないように窓位置は高め。
なんだか見た事のあるダイニングテーブルだと思ったら、
私の自邸と同一仕様だそうで。
スチールの細脚にメラミン板張のベニヤを乗せたモノです。
シンプルでお手入れが超簡単でローコストな逸品。
人様にはオイル仕上の無垢テーブルを薦めておいて、
自邸のテーブルはメラミン張りという暴挙です。
娘にダブスタクソオヤジと言われてもしかたありません。
一部の窓は自邸と同じ、ドイツ製の木製トリプルサッシ、クネアズード。
木の窓は内装の雰囲気も良くなりますね。
WEBサイトに掲載されている通り、来週末にオープンハウスを開催いたします。
まだ予約枠に空きありますのでお気軽にお問い合わせください。
・許容応力度計算による耐震等級3(積雪1.0m時)
・Ua値 0.24W/㎡・k(Q-pex4.20) ※HEAT20 G2グレード・断熱等級7
・C値 0.05 cm2/㎡(竣工時実測)
・床下エアコン1台による全館暖房
・壁掛エアコン1台による全館冷房
・ZEH(oriented)認定