荒天と低温が続き、外部土間コンクリートの施工がなかなか出来ない・・・
しびれを切らせた高橋監督はブルーシートでテントを作り、
ジェットヒーターで駐車スペースを温室化。
ヌクヌクと暖かい状況下で生コンを打設しました。
左官屋さんも御協力ありがとうございます。
健全で良質な土間コンクリートになることでしょう。
ヌリカベDIYは本職の仕事と見間違うくらい、素晴らしい出来栄え。
その仕上がりを見た左官屋さんが
施主様をスカウトしていたという話を耳にしました。そんくらい上手。
週末のオープンハウスに向け、昨晩から床下エアコンを稼働。
こういった全館暖房方式は暖房器具の連続運転が原則で、
すぐに家中が暖かくなるわけでは無いんですね。
数日の連続運転で今週末には家中がポカポカになっている予定。
なってないと困る。
延床面積は35坪(70帖)の室内ボリュームに対してエアコンは10帖用を選定。
“大は小を兼ねる”と言いますが、エアコンに関しては当てはまりません。
大きすぎると効率が悪くなるんですよ。知ってました?
定格能力の8割前後での運転がベスト。
建物の温熱計算を行い、ちょうどいい能力のエアコンを選びましょう。
室内の気温は12℃程度から暖房スタート。
無暖房でも窓からの日射熱があるので外気よりは断然暖かい。
温熱計算を行い、年間の冷暖房費用をしっかり把握しましょう。
これからの時代は“夏涼しく冬暖かい”を“経済的に”行うことが重要です。
ダイキョーでは全棟でこういった燃費シミュレーションを行い、
ランニングコストの検討をしています。
床吹き出しスリット↓
サーモカメラで見ると暖気の様子が一目瞭然。
窓からの日射熱ってこういうこと↓
日射熱は無料ですから、窓設計をうまくやれば暖房費用も安くなります。
基本的に内装には新建材を使いません。
木材、タイル、モルタル、珪藻土、など本物の材料を使う事で、
経年変化の先にある“味”や“愛着”を期待しているから。
また、
自分が使ってみて「良いな」と感じたものは皆さんにもおススメしたい。
ローコストででかい洗面ボウルは最早定番。
ここ最近、半ば標準仕様となっている欧州製大型食洗器も入っています。
週間予報によると今週末は荒天で最低気温は氷点下!!
床下エアコンによる全館暖房を体感するにはまたとないチャンス!!
なお、予約制なので前日までに御予約を頂きたいです。。。
15日16日、両日とも15:00以降は比較的空きあります。
詳しくはお問い合わせください。
現場の様子(花園の家) その五
2018.12.11 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士