大恭建興

現場の様子(花園の家) その二

2018.09.12 / 家づくり

地盤調査の結果は要地盤改良。
地面から深さ2.5m程度までが軟弱層で、そこから先はガチガチに硬い支持層。
こういう場合は定番の環境パイル工法だと色々なデメリット(費用が割高だったり)
があるので、コストメリットを優先して柱状改良工法とするケースが多い。
なんでもかんでも「これがベスト!」というものは無い。
ケースバイケース、適材適所。

地盤改良工事完了後、遣り方(やりかた)を作る。
これを基準に基礎工事を進める。
一見するとただの木の柵。
しかしこれが建築物の位置や高さの基準となる絶対的なモノ。

床下エアコンに適した地中梁方式のベタ基礎。
配筋完了後、第三者建築士による鉄筋検査を行う。

立上の型枠を組み立てて、アンカーボルトをセットして、チェックして、
生コンクリート打設。
基礎スラブと立ち上がりが一体となる“一発打設”
コンクリートの継ぎ目が無く、止水性や耐シロアリ性に優れるので
ダイキョー標準仕様ですが・・・
これ、意外とやってくれる業者が少ない。
「手間がかかる」とか「難易度が高い」とか「高いよ」とか、
経験が無い仕事やメンドクサイ仕事は誰しも嫌がるものです。
ダイキョーが依頼している基礎屋さんは
丁寧で確実な仕事をしてくれるので安心して任せられます。

夏場のコンクリート工事はとにかく水養生が大切。
高温と日射熱は急激な乾燥収縮を招き、コンクリートによろしくありません。
基礎内部に水を張ってプール状にしておきましょう。

型枠解体。大変綺麗に仕上がりました。
基礎の立上りが少ないのが分かるでしょうか。
床下空間をなるべく開放的にして、
床下エアコンの暖気が隅々まで行きわたるように・・・

次は上棟!!

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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