7月に入り、いよいよ梅雨も明けたみたいです。
本格的な夏の始まりであります。
今週からは30℃を超える日も多いようで、
そろそろエアコン冷房が必要な頃合い。
ダイキョーの家々は全館冷房を前提としたものが基本で、
1台のエアコンで家中を均一に冷やすには窓の日射対策が必須です。
東向きの我が家の大型サッシ↓
パッシブデザインの基本として東側と西側に大きな窓を設けるのはNGですが、
田園風景が欲しいので東面に堂々と大窓を設けました。
ここ最近は強烈な日射熱が屋内に入ってきて朝一のリビングは暑い。
ガラスは日射遮蔽型のトリプルなので一定の遮蔽効果はあるけれど
入ってくる熱量が圧倒的なので焼け石に水。
外部にスダレをかけるとか、何らかの対策が必要です。
ホームセンターでこれを二つ購入。お手軽で安価。コスパ最強。
こんな感じでスダレを設置。所要時間5分。
夏の風情が出た気がする。
スダレの日射遮蔽率は50%~60%だそうですが、効果は抜群。
晴れた朝一でもリビングが暑くない。
サーモカメラで見ても一目瞭然。
日陰になっている部分はずいぶん温度が低い。
サッシメーカーの商品で
“外付ロールスクリーン”的なモノもあるのでそちらもおススメ。
YKKAPのアウターシェード、LIXILのスタイルシェードとか。
日射遮蔽率も80%~90%と日射をしっかり切ってくれて、
不要な時はロールスクリーンのように簡単に収納可能。
快適で省エネな冷房を行うには窓からの日射遮蔽が重要です。
特に東側と西側。
内付のハニカムスクリーンでも多少効果はありますが、
やはり窓の外で遮蔽した方が効果は大きい。
スダレはお手軽価格で売っているのでぜひ。
夏はスダレで
2018.07.10 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士