耐力面材の施工。
木造在来工法(フレーム構造)にボード状の面材を張ることで
箱状のモノコック構造となり耐震性も高まる。
面材はモイスTMとダイライトMSが定番。
透湿性も高く、繊維系断熱材と相性が良い。
続いて透湿防水シートを張り、外壁下地木材を施工。
今時の木造はほぼ全て外壁通気工法であり、
外壁の下に通気層を設ける。
通気層があるから壁体が湿気づらく、長持ちする。
外壁断熱材の施工。
高性能グラスウールを入れて、防湿シートを張る。
天井にもシートを張る。天井断熱の場合はここでしっかりと気密化する。
この上にセルローズファイバーを吹き込む。
中間の気密測定。
屋内を大きな送風機で減圧して家中の隙間量を測る。
結果はC=0.29cm2/㎡
安定の施工品質ですね。さすが折田大工。
天井や壁のボードを張ってない
(シートの押さえが無い)状態でこの結果なので、
竣工時はもう少し良くなるかな・・・
無垢フローリングも張り始めました。
サクラ材のオイル仕上。
もうしばらく大工工事が続きます。
現場の様子(新石山の家) その四
2018.04.09 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士