大恭建興

自邸の様子(食洗器は偉大なり)

2018.03.08 / 家づくり

アパートから新居に引っ越して、
満足しているポイントは多々ありますが、
中でも一位か二位を争うものとして、
“食器洗乾燥機”があります。
ドイツ製(ミーレ)の60センチ幅のもので、鍋でもまな板でも入る大容量モデル。
ちょいと値が張るけれど、導入して大正解。ホントに。
これが無い生活はもう考えられません。
鍋や食器を手洗しなくていいって幸せですよ。
あまりに満足度が高いもんだから、皆におススメしています。




年齢を重ねるにつれ、
あらゆるものの取扱説明書をあまり読まなくなってきました。
最近の家電製品は直感で行けるものが多い(インターフェースが優れている)
のでそれで結構いけます。
ドイツ製というけれど大丈夫。難しいことは無い。
一般的な家庭だと、
朝食時と夕食時の食器や調理器具を
まとめて夜に洗浄するパターンが多いかと思います。
概ね3時間程度で洗浄完了し、翌朝に食器を取り出して食器棚に仕舞う。
我が家もそんな感じ。



洗浄コースが6種類用意されていて、
それぞれ洗浄力、使用水量、使用電力に違いがある。
説明書を読んでないので詳しくはわかりませんが、
我が家では通常は「ECO」
汚れの程度が大きい場合は「Sensor wash」
で運転しています。
ラーメンの券売機と同じで一番左上にしておくのが無難なようです。



洗浄力や容量は大満足ですが、
海外製食洗器の弱点?として乾燥能力が挙げられます。
国産機種は内蔵された電熱ドライヤーで熱風を当てて食器を乾かすのに対して、
海外機種はファンで送風するだけの余熱乾燥です。
だから電気代が安く済むんだけれど、乾ききらないことも多々ある。
特にお椀や茶碗の座の部分。ここに水がたまる。
そう、西洋人はきっとお椀や茶碗を使わない。
欧米では問題にならないが、ここは日本だ。ごく小さな不満点。



カレーでベトベトの鍋と一緒にワイングラス(クリスタルガラス)を
入れても大丈夫。ピカピカに仕上げてくれる。
食器や鍋の予洗いは不要で、結構ハードな汚れでも問題ない。
排水口に残菜フィルターがあり、そこに繊維っぽいクズ等が残る。
一週間に一回程度、フィルター掃除すればOK。
米粒なんかは熱で溶けてしまうのか、見当たらない。



当然、洗えないモノもある。

・木製品(熱に弱い)
・樹脂製品(熱に弱い)
・テフロン等コーティングしてある製品(洗剤のアルカリに弱い)
・アルミや銅製品(洗剤のアルカリに弱い)

などが代表的。
お湯で洗うので当然ですが
熱による変質が想定されるようなものはNG。
以前、樹脂のまな板(耐熱70℃)を入れたら反ってダメになりました。
その後、耐熱90℃を購入し、問題なく洗えています。

あと、市販されている食洗器用洗剤は弱アルカリ性のものが大半で、
それがテフロン加工を傷めたり、アルミや銅の変質を招くようです。
自己責任のもと、私も色々試していますが、
確かにアルミ製品はすぐ表面が白くガサガサになります。

少数派ですが中性の食洗器用洗剤もあるようで、
それであればテフロンや素地金属も大丈夫っぽい。
(ただしアルカリ性より洗浄力は落ちる)
世の中の猛者達はアルカリ性と中性の洗剤を使い分けているらしい。
食器の材質や汚れ具合に応じて選択するのだろう。
私ももっと研究せねば・・・



小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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