大恭建興

現場の様子(高野町の家) その三

2023.01.20 / 家づくり

更新頻度が低く、あまり面白くなかったダイキョー公式インスタグラム。

皆様、見てくれていますか??

昨年までは佐藤君に運営を任せていましたが、

今年からは事務所スタッフ(佐藤、片桐、高橋、反町)で当番制として、

必ず週に1~2回は投稿していく予定です。

まずは、高橋監督が現場泊まり込みの様子を投稿してくれました。

(弊社WEBサイトのトップページから飛べます)

私含めスタッフ皆、SNS初心者なので暖かい目で見守って頂けると幸いです。

・・・

耐力面材施工 ~ 釘施工状況チェック ~ 継手気密テープ処理 ~ 

付加断熱材(ネオマフォーム45mm厚)施工 ~ 

サッシ取付部は柱や下地木材に対して気密テープ処理をしてから、

三面交差部をストレッチ系防水テープで防水処理。

サッシ廻りは漏水しやすい要注意なポイントです。

タイベックシート施工 ~ 外壁下地木材施工 ~ 外部防水検査 ~

基礎断熱材(PSF3種75mm~100mm厚)施工。

床下エアコン暖房の場合は当然、基礎断熱工法となるわけですが、

基礎断熱にも “内断熱” “外断熱” “内外断熱” と種類があり、

どれもメリットデメリットがあり・・・

今まで色々な仕様で造って来ましたが、

蟻害リスクと費用対効果を勘案して、“内断熱” に落ち着いております。

ちなみに木材が緑っぽく見えるのは防腐防蟻材が塗ってあるから。

ベタ基礎コンクリート一体打設と防腐防蟻処理を組み合わせて、白蟻対策としております。

耐力壁施工 ~ 構造金物取付 ~ 構造躯体検査 ~

リビングとダイニングは構造梁あらわしの高天井空間とし、

木目の綺麗な杉の大梁がリズミカルに並びます。

テラス窓の外には縁側を設け、

ゆっくりお茶を飲みながら田園風景を望める計画であります。

壁内の断熱材充填。高性能グラスウール16kの105mm厚。

渋谷棟梁が隙間なくキレイに入れてくれました。

壁と天井にポリエチレンフィルムを張って、気密テープ処理。

そうそう、今回は、

パッシブデザインのセオリー

「東西面の窓はなるべく減らして、日射熱をカットし、夏の冷房負荷を減らす」

を無視して、東や西に窓をたくさん設けました。

そこに良い景色があるならば、それが東だろうが西だろうか窓を設ける!!

そのために、東西面の窓は外側に日射遮蔽のためのアウターシェードやスダレを設置して、

夏の直射日光をカットできるように計画してあるから大丈夫です。

天井断熱材施工。セルローズファイバー350mm厚。

施工後の沈下を考慮して、厚めに施工して頂きます。

450mm厚くらい?

これなら沈下しても設計値の350mm厚は確保できるでしょう。

太陽光パネルの設置。

自然落雪方式にはせず、屋根上に雪を載せたまま落雪させない計画です。

屋根上に積もった雪の滑り荷重に耐えられるように、

水下の雪止金具を通常よりも密に設置。

昨今の電力高騰もあり、太陽光発電の必要性が高まっております・・・

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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