大恭建興

冬が来た

2017.11.20 / 家づくり

とうとう長岡は白いものが積もりました。
我が家のリビングからの眺めも白っぽくなり、
本格的な冬の到来を感じます。
とりあえずノーマルタイヤで出勤しましたが、
朝一番、会社の駐車場でスタックしました・・・
早くスタッドレスに交換しましょう。



昨日からの寒波で外気温が0℃近くまで冷え込んでます・・・
冬ですね。
引っ越し後、初の暖房シーズンということで
ようやく我が家の圧倒的な保温性能を体感できると思うと胸が躍るわけです。

自邸は二世帯住宅ですが、
親世帯とは断熱も気密も換気もすべてキッチリ分けております。
2階が親世帯のフロア、3階が子世帯のフロア。
ワンフロア30坪程度の床面積なので、
30坪の平屋建てをイメージして頂ければわかりやすいかと。

そんな30坪のボリュームを
玄関に設置した8帖用の壁掛エアコン1台で全館(30坪=60帖)
を暖房しています。24時間つけっぱなし。
家中どこに行っても22℃~24℃をキープ。
暖かいですよホント。
温湿度計は子機付の2ヶ所で測定できるタイプを購入しました↓
上がLDK、下が寝室。
ちょっと乾燥気味ですが、
洗濯物を室内に干して、浴室のドアを開けっぱなしにすれば、
湿度40%を下回ることはありません。
エアコンで暖房しても加湿器は不要なのは
全熱交換式換気扇の恩恵です。



24時間室温の変動が無いので、
朝起きた時に外気温の想像がつかないんですね。
急に冷え込んだ日は特に。
「いってきまーす!」と玄関ドアを開けた長男が
「うわっ!寒い!もっと着なきゃだめだ!」と出戻ってきます。



アルスのトリプルガラス木製サッシは眺めも良くて最高です。
しかし、どんな高性能サッシでも窓は窓。一番熱が逃げていくところです。
冷え込んだ夜は窓の近くにいると冷輻射を感じます。



下方フレームや召し合せ部がやはり弱い。



サーモカメラで見るとフレームが冷たいのがわかる。
表面温度15.8℃ですって。
室温24℃相対湿度50%と仮定して湿り空気線図を見ていくと、
露点温度は13℃くらい。
もう少し冷えるとここが結露する・・・
室温下げようか・・・



やはり窓はハニカムスクリーンなどで断熱補強するべき。
カーテンよりも断熱性の高いもの、障子戸でもいい。
これがあるとないとでは体感が全然違う。
(空気が滞留し、結露を促すという側面もありますが・・・)



紫の部分が減った↓
暖かそうでしょ。



こっちはトリプルガラスの樹脂窓。APW430のツーアクション。
この日の最低気温は1℃ということですが、どこの窓も結露は一切ありません。



今まで住んでたアパートとは別世界の温熱環境。
Q値1.0クラスの家はこんに良いものなのか・・・
圧倒的じゃないか我が家は!!



そうそう、佐藤君が一人暮らしを始めました。
低気密低断熱の古いアパートです。
そんな建物の室内環境データも欲しいので、
温湿度ロガーを設置させて頂く事となりました。
佐藤君のご理解とご協力に感謝です。



超高断熱住宅 VS 古いアパート
比較してみると面白そうです。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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